closeについてひたすら書いてみた | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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英語や芸能など、思いついたことを適当に書いていくという、そういうブログです。

ネタ切れになったときのためにいつでも書けるようなテーマがないか考えていたことがあります。そのときに考えついたのが、「英和辞典を適当に引いて、出てきた単語についてブログ記事を書く」というものでした。



これはずいぶん前に思いついたのですが、ネタ切れになることがその後なく、杞憂に終わりました。どちらかというと書く時間を確保するほうが大変で、最近も10分で一気に書くなんてこともたまにあります。正確さはともかく速くことは得意なほうかもしれません。



しかし、せっかく思いついたことなのに全くやらないのもなんなので、今回挑戦することにします。万一ウケたらときどきやるかもしれません。



テーマの決め方は適当に英和辞典を選んで、適当に開いて、最初に目に付いた単語について書くというものです。いちおうパス3回までありというルールにしました。



目を伏せて書棚から辞書をとると、小学館の『プログレッシブ英和辞典』でした。開いてみると出てきたのがoutです。outならなんだか書けそうだったのですが、なんとなく気乗りがしません。


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そこでもう一度引くと、closeが出てきました。「あ、これなら」という感じがしました。



前置きが長くなりましたが、closeについては最近ちょっと考えたことがあったので、今回はcloseについて書いてみます。



closeという単語は簡単に見えますが、やっかいな問題も多少あります。



その原因は、「閉じる」という動詞のほかに、「ごく近い」「ごく親しい」という形容詞があることです(蛇足ですが、下の写真を見れば「近い」と「親しい」が同じ単語で表せる理由は一目瞭然です)。



というのは、動詞のcloseから派生したclosedという形容詞もあり、両者を混乱することがあるというのが1つです。



closedは、お店のドアに表示がかかっているところをよく見かけます。この場合は「営業時間外だ」の意味でしょう。このclosedは形容詞で「閉まっている」という意味です。




では、反対に「営業中だ」は英語でどう表示すればいいでしょうか?


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答えはopenです。



「開ける」がopenだから、「開いている」はopenedだろうと推測する人がいます。The store was opened.とすると、openedは動詞の過去分詞にしかならないので、「その店は開けられた」としかとれません。



話をcloseに戻します。



closeには「開ける」「開く」のほかに「近い」や「親しい」といった形容詞があるので、その区別のために「~を閉める」という他動詞から派生したclosedという形容詞が必要と前で述べました。



だから、The store is close.だと「その店は近い」の意味です。「開いていない」としたければThe store is closed.にしなければなりません。



ところで、私たちが「お店が閉まっている」と述べる場合、大きく2つの意味があると言われて、すぐわかる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。



1つはもちろんさきほど言った「閉まっている」です。「営業時間外だ」のほかに、夏期休業や臨時休業など「一時的に閉じている」といったことも含まれるでしょう。


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もう1つは、資金繰りに困ってお店を閉じてしまって、お店自体が「閉鎖した」ということです。



では、店がつぶれたという意味で「その店は閉店になった」はどう言えばいいでしょうか。英会話をやっている方は、先に進む前にcloseを使って言えないか考えてみてください。



さっきのThe store is closed.は「今は閉じている」だから「一時的に閉じている」のほうにとるのが自然です。だから別の表現を使います。



この場合、自動詞のcloseを使うと意味が伝えられます。The store (already) closed.とするか、The store has closed.とするといいでしょう。



なぜ自動詞だと「つぶれた」の意味が伝えられるのでしょうか?



1つの動詞に他動詞と自動詞の意味がある場合、他動詞は動作のプロセスに、自動詞は動作の結果が注目される傾向があります。



たとえば、I closed the door.だと「ドアを閉める」という動作のプロセスに焦点があります。それに対して、The door closed.というと「バタン!」と閉めたあと、部屋の中が見えなくなったといった状態のほうに焦点があります(他動詞は過程重視、自動詞は結果重視と理解してもかまいません)。


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また、自動詞は結果重視なので、その結果を副詞を足して表現することがあります。たとえば「私はその窓を壊した」はI broke the window.ですが、「その窓が壊れた」はThe window broke down.とdownがあったほうが自然です。



同じように、「店がつぶれた」の意味をちゃんと伝えるには、closeにdownを付加して、close downとします。これなら、The store was closed down.でもThe store closed down.でもどちらでもOKです。



もちろん後者のほうが自然であるのは言うまでもないでしょう。



反対に、「その店は新規開店した」なら、The store was opened.ではなく、The store opened.やThe store has opened.としたほうが自然です。



同様に、「店が新規開店する」はThe store is opening.と自動詞で伝えるのが普通です。「開店セール」はopened saleではなくopening saleですし、「閉店セール」はclosed saleではなくclosing-down saleとなります。



もちろん、時間が設定されるとこの限りではありません。The store opened at eight.なら「その店は8時に開店した」の意味です。



また、openにはclose downのように「たんなる開店ではなく、新規開店だ」だと確定させる便利な表現がないので、「その店は新規開店した」と間違いなく伝えたければ、The store has newly opened.と説明的にするくらいしか私は思いつきませんでした。



さいごに、自動詞がどうのこうのといった理屈はあくまで傾向であって、それが絶対に正しいといった話ではないと、念のためにお断りしておきます。



もう1つ情報を追加すれば、日本人学習者にとって難しいのは自動詞のほうですので、基本動詞をちゃんと身につけたければ中上級者も自動詞の例文を念のために押さえておくことをおすすめします。



・・・と、今回は試験的にこんな感じで書いてみました。



もし好評だったら、「英単語シリーズ」と呼んでまたやってみたいと思います。




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