キロンと共に歩むとき | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

昨日は牡羊座ステリウムの新月でしたが、太陽・月と共にキロンがぴったりと寄り添っていました。

 

キロンは1977年に発見された彗星で、土星と天王星の間を楕円軌道で50年で公転しています。

 

キロンのシンボルは、アルファベットのKとOを組み合わせた、鍵のような形をしています。これはキロンを発見した天文学者のイニシャルですが、占星術では「人生を開く鍵」とみなすこともあります。

 

神話のキロンは、ケンタウロス族のひとりですが、他の者とは異なり、父親がクロノス、母親が精霊という特殊な生まれ。神の血を引いているため、不老不死の命を持っています。

 

生まれた時に遺棄されるという、生まれながらの傷を持っているキロンですが、アポロンとアルテミスの双子の神に可愛がられて、知恵・医学・音楽・武術を学び、のちにそれらを英雄たちに教える賢者として活躍。

 

しかし、あるとき、誤って毒矢が心臓に刺さってしまい、不死であるが故に、死ぬほど苦しいのに死ぬことができず、癒すことのできない傷を持つことになりました。

 

そこから付いた呼び名が「傷ついたヒーラー」

 

これは、傷ついた経験がある人が、その傷と向き合うことで、癒しの能力を体得し、結果的に同じような傷を持つ人を救うという、あらゆるヒーラーの物語であると思います。

 

 

出生図のキロンが示すのは、生まれながらの、あるいは幼少期から抱え込んでいる傷であり、そこには、無価値観や不十分さ、未熟な感覚などがあり「触れると痛い」箇所です。

 

それゆえにコンプレックスや自己否定感などを刺激するのですが、前述の通り、この傷と向き合うことが、自身と他者を癒す力にもなるところ。

 

今回の新月では、牡羊座と重なり「自分にはそれをするだけの力が十分にない」「それをする自信がない」といった弱さが刺激されるポイントでした。

 

その自信のなさ、弱さを、一歩ずつ、自身の足で歩むことで乗り越えられるときですね。

 

昨日よりも少しだけできるようになることで、傷ついた自分を癒していく。自分にもできるかもしれないという自信を取り戻していく。

 

そんなプロセスが大事な新月だと感じます。

 

こちらから、出生のキロンの星座とハウスを出すことができるので、チェックしてみてくださいね。