今日から海王星が順行になります。逆行から順行に戻る前の数日は、星が止まっているように見える留(ステーション)ですね。
海王星は外惑星であり、留の期間は長く、一ヶ月ぐらい続きますが、特に影響があるのは順行に戻る前の1週間ぐらい。
この期間に三陸沖、青森で地震がありました。被災された方々には寒い日が続く折、心からお見舞い申し上げます。
海王星は来年1月27日まで、魚座29度に留まっています。海王星ポセイドンは、エナソルテスという別名を持っています。意味は「大地を揺らす者」
ゼウスが天空の神で、激しい嵐そして雷霆で天から攻撃するのに対して、地上の神であるポセイドンは三又の矛トライデントを一突きすることで地を割り、津波を引き起こすのですね。
アポロンやアテナが理性の神、それゆえ調和をもたらす神とされた一方で、ポセイドンは最も獰猛で荒々しい野生の神とされました。それは自然のワイルドな本性そのものを神格化した姿であるためです。
しばらくは海王星の力が最も強くなる魚座にあり、木星とも角度を作ります。木星が関わると、どんなことも大袈裟になりますね。
そして、共にある土星にも強く影響をもたらします。海王星によって、土星の柱や基盤が非常に脆く壊れやすい状態になるということですね。
2025から2026年はそういう時期ですから、普段以上に防災意識を高くしておくと良いかもしれません。
日本では古来、地震は地下に眠るナマズと、それを抑える「要石」の関係で説明されてきました。武甕槌神や経津主神が要石を守る神さまです。
神話というのは「どこか遠い昔の出来事」ではなく、科学が生まれる以前の時代に、自然界に起きる現象や、本能的な働きを、神を元型に物語として描いたものです。そこには自然や本能を解するヒントがあるでしょう。
要石が緩むと、地下からナマズが飛び出して大地を揺らす……これは人間でいうなら、深層心理に溜め込んだものが、あるとき抑えきれずに堰を切ってあふれてしまうということです。
ですから、いまの時期に「もう無理」となって、仕事を辞めたり、離婚したりする人が非常に多いのは、ここと連動しているからですね。
揺れを最小に抑えるにはどうしたらよいでしょう?
地下(深層)に溜め込まないこと。こまめに掃除することですよね。
日本では古来、夏と冬に大祓をして、全ての罪穢れを洗い流してきました。そうして要石に守られる地下をいつもクリアにしてきたわけです。
私たちの心の有り様と、世界とはつながっています。
しばらくポセイドンの影響が高まる時期ですから、外側の防災意識を高めると同時に、心のクリーニングもしておくと良いかもしれません。
