皆既月食の魚座満月が過ぎました。
月食時、その影響は通常の満月よりグッと深く大きくなります。特に完全に欠ける皆既月食では、その影響度は大。
今回の影響はだいたい半年ぐらい続くのではないかな…と思われますが、半年後の3月3日も皆既月食なんですね。次回は反転して乙女座の満月なので、乙女座-魚座軸を意識したい時期だと感じます。
乙女座-魚座軸が象徴するのは、野生的な大自然の営みに対して、人がどのように秩序を持って暮らすのか、というテーマ。
動物は巣を作ったり、穴を掘ったり、木陰を利用したりして暮らしますが、そこに便利な道具を置いて整理整頓したり、毎朝の掃除をしたりすることはありません。
動物もときに病気になったり、虫歯になったりしますが、治療をしたり、予防のために歯磨きをしたり、ジムに行ってエクササイズしたりすることはありません。
動物は糧を求めて移動したり、狩りをしたりしますが、計画的に栽培をしたり、ビジネスを立ち上げたり、将来に備えて貯蓄をしたりはしません。
乙女座を支配する水星は、自然の営みの中では決して起きることのない「事象」を生み出す「魔術師」としての力を象徴します。自然の法則を理解し、利用し、それを超えることができるのは人間の力ですね。
しかし、乙女座の力が強くなり過ぎると、全てを人間の手でコントロールしようと、山や森を切り拓いたり、気象を変えたり、地下を深く掘り進めたりと、どんどん開発が進んで、その余波がやってきたりするでしょう。
魚座は、私たちが自然の一部であること、大きな流れによって生かされていることに回帰させるサインです。
仕事や人間関係で疲れたときに、庭の花を手入れしたり、大自然の中を歩いたり、山の中の温泉に入ったりすることで、癒されます。
忙しく働き過ぎた神経を解放して「何もしたくない」「何もしない」状態に明け渡すことで、身体は、大きな流れの一部からパワーを得て、回復するでしょう。
魚座の満月に、抑え込んできたものがあふれてきたり「もういい」と手放したくなったりという話をあちこちで聞きました。
丁寧に日常を営み、時々心を解放すること。
しばらく、乙女座-魚座軸を意識して過ごしてみると良いかと思います。
