2022年8月27日17:16に乙女座の新月です![]()
夏の終わりの夕方の新月は、西の地平線近くの7ハウスの空で輝きます。
7ハウスという対人関係を象徴する部屋での新月が「人とのつながりに助けられ、共に協力し合うことで、新たなものを生み出していけるときだ」といっているようです。
先日、火星が双子座に入ったばかりですが、この双子座と、新月となる乙女座を共に支配するのは水星です。その水星は、天秤座で8ハウスに位置するので「ビジネスすること」が、カギとなる一か月でもありますね。
8ハウスのビジネスというのは、経済活動として他者と取引することはもちろん、人と協力して生み出し、創り出す、あらゆる活動を含みます。
ビジネス=busy-nessで、忙しく活動的になることですが、これは人と関わること、すべての活性化。人と協力して、深く関わることで、1人では生み出せないものを創り出す…ということは、ここがセックスの部屋であることからも見てとれるでしょう。
経済活動もしかり、文化活動、愛情活動、精神活動……どんなものであっても、人との関わりのなかで私たちは発展し、新たな視野をひらき、少なからず意識や価値観が変えられます。
関わり続けることで、喜びが生まれ、気持ちが高揚し、そして時に葛藤や苛立ちも起こるでしょう。
本気で誰かと関わり、何かを生み出そうとするとき、いつもいつも大成功して、うまくいって、楽しいばかりではないですよね。
ちがう価値観、ちがうバックグラウンド、ちがう個性を持っている者同士が本気で出会っていくとき、そこに違和感や相容れないものがあるのは当然です。
やっとわかり合える、共に創り出せると思った相手が、自分の思い描いていた理想とはちがう発言や行動を示したとき、それはそれはガッカリするでしょう。期待が膨らんでいた分だけ、失望も大きいかもしれません。こんなはずじゃなかったという気にもなるでしょう。
しかし、それだから「この人はちがう」のでしょうか?
そんなことはないですよね。私たちは誰もがちがっていて、だからこそ彼らはいつも自分にとって都合が良いばかりではなく、いつもニーズを満たしてもくれません。いつでも思い違いがあり、わかってもらえない苦しみを味わいます。
でも、だからこそ、彼らがちがう価値観やバッグラウンドや個性を持っているからこそ、一緒にいることで、ひとりでは創れないものを共に生み出せるのでしょう。
誰かと深く関わるとき、私たちは必ずその矛盾と出会います。
ちがう人だから、私の足りないものが満たされるけれど、ちがう人だから、私の求めているものが得られないという矛盾。
世界で一番愛しいあなたが、世界で一番憎らしいということを、本気で誰かを愛するときに、必ず経験するでしょう。この葛藤がついてまわりそうな新月です(笑)
多くの人と関わって、たくさんのものを生み出し、喜び、楽しみ、たまに傷つく。落ち込んで、怒りや悲しみや憤りを感じて、味わい、「くぅーー」と呻きながらも、また関わっていく。
その延々と繰り返される営みから、生きて人と関わるという営みから、たくさんのものを生み出して、大いなる矛盾を味わい尽くしたい、過ぎゆく夏の新月です。

