私は不安をいっぱい抱えてたから

ダイスケくんに甘い声を出すことはできなかった。



でも彼はロマンチストだから

(出だしの歌は、完全にハズれてたけど・・・・_| ̄|○)


今日はそーゆーモードなんだろう。



せっかくの桃色モードを蹴倒すほど

私の芯は強くない。


私は、恋人っぽく




おかえり・・・・





と、耳元で囁いてみた。





約束通り、帰ってきましたよ。








ダイスケくんも優しい声。


ただ、そう言ったっきり、

私達は、しばらく抱き合っていた。







だけど、重かったのかな? 私。(´・ω・`)



しばらくするとダイスケくんは

私を自分の左側へ移動させた。



ちょっとだけ腕枕みたいになって

私は真っ黒に日焼けしてるダイスケくんの胸の中に

顔をうずめた。



正直、暑かった(爆)




































暑い!



心の中で叫びまくる私に

気づいたのか、気づいてないのか



ダイスケくんは、突然、

私のおでこにキスをした。









ちゅ! っと軽く。



2人で旅したあの暑い日と同じよーに。







でも、少し不思議だった。


ダイスケくんが日本に帰る前も

確かに私達は、ハグついでに抱き合ってたけど

キスすることなんて無かった。


彼は彼なりに、自分の中で線を引いていたはずなのに。





唇では無いけど、簡単にキスをする。


何かがハジけた??





疑問が交差してる途中でも

ダイスケくんは2、3回、おでこや、目の横やらにキスをする。




不思議で、不思議で

私は、ちょっと目を見てやろうと、少し顔を上げた。

































ダイスケくんの唇が、私のに重なった。








あまりに不意をつかれた感じで

心の中は















はぁぁぁあぁぁぁ~~~~っ??





驚きか、少し怒りにも似た、はぁぁ? である。




瞬時に、彼の肩を押せば

そのまま"コト"は終わるだろう。







でもな・・・・。













私の中の悪魔が囁く。


誰かとキスするのなんて、久しぶりだし~。


ちょっと誰かとキスしたかったし~。

















ま、いっか。











「ま、いっか」精神は、どんな状況でも使える。


素晴らしい。






私達はキスを続ける。

ただ、「ま、いっか」でキスしてるから

どうしても意識が、飛ばない。



唇を合わせてるのに

舌が絡みあうのに



そこには、恋らしき、何か熱い鼓動が無い。


ドキドキしない。






無機質に、体の一部が合わさってるだけで。







無意識になれないキスほど、寂しいもんは無いんだと

初めて知った35の夏・・・・・・_| ̄|○


























なんでキスしたの?



わかんない。


・・・・・・不憫だから???









なんで、このアタクシが不憫やねん!




ダイスケくんは、旅の途中で出会った38歳くらいの人に

この旅がどうして出来ているのか話したらしい。



そしたら、その人に



その女のヒト(←桜子) 40万も払って

抱いても貰えないだなんて

不憫だねぇ・・・・




て言われたんだって。





別に、抱いてもらうために、払ったワケじゃないし。


お金を出した背景は、6月で散々書いたから

もう繰り返さないけど


知らないヤツに、「不憫だ」なんて言われると

なんかムカつくな。


こっちの気も知らないで。 プンプン!








会話を続ける。



あたし、不憫じゃないよ?



そうですか。


じゃぁこれで満足なんですか。





なんだ、その台詞?

それ、何から目線?

なんでそんな、偉そうなの?




えー? (笑)

オレ様目線・・・




あぁ、、、しょっぼいオレ様ね。


私が、オレ様にして欲しいのは

こんなコトじゃないし。




じゃぁ、何ですか?

どうして欲しいんですか?




んーーー



・・・・・

(ピーーー>>思考停止)









そうなんだよな。


私、ダイスケくんと、どうしたいんだろう?


ダイスケくんに、何して欲しいんだろう?

何言って、欲しいんだろう?







キスされて、気づく。


私が欲しいモノは、キスでは無い。


だから、もちろん「体」でも無い。










欲しいモノとは違うけど

何かを確かめるように


私達は、それから、何回も何回も

キスと会話を繰り返す。



時々、ダイスケくんの手が

私の腰に回る。

































わき腹の肉を摘まれる、、、、_| ̄|○





とりあえず、コレ、何とかしましょう?


日本人の女の子は、こんなの持ってませんから。







痛い台詞と、くすぐったい感触。




ちょっとくらいぽちゃっとしてた方が

抱きごたえがあっていーでしょ?!





どっかの誰かの台詞を

まんまパクって、抵抗する。





いーや!


抱きごたえよりも、軽い方!





ほんっとムカつく、コイツ。


こんな腹のヤツに言われたくないし!






私も負けじと(?) ヤツの腹の肉を

つまむっ、てゆーか、もぐ?



お互いに、くすぐったくて

逃げたり、近づいたり。


部屋中に笑い声が響く。















なんだこれ?


あんたら、付き合ってんの?












私の中で誰かの声がする。




違う。 



私は、ダイスケくんの彼女じゃないし

私の欲しいモノは、欲しい関係は、こんなんじゃない。




でも、、、、、














正解が、わからない。




そゆ時は、どんな"答え"が合っているのか

自分で確かめるしか無いよね。



それからの私は

毎日、いろんなモードでダイスケくんに接してみたりしてる。



どんな自分が、一番居心地いいのか。


母モード。

姉モード。

妹モード。


甘えモード。

冷たいモード。


泣きべそモード。





ダイスケくんの気持ちは、置いてきぼりで。








答えが出るのは、

もうちょっと先。