ご心配をお掛けしました・・・・
そう電話がかかってきた。
体調が悪かった彼女→ちょっとした灰色吐息
仲良し駐妻Fさんと予想を立てたとおり
やっぱり妊娠していた。
結果こーであれば
過去のコトはどうでもいい。
ちゃんと伝えてくれたことは
とっても嬉しく想うから
ただオメデトウと言い
ツワリを心配し、
これからの健康維持について、手助けできることがあれば
何でもしていくつもりだ。
ただ、、、、
何だろう?
この心の奥底にひっかかるモノは。
嫉妬?
彼女は、日本に住んでいる頃は、私と同じよーに仕事バリバリして
30歳になって仕事を辞め、こっちに来た。
全く、私と同じ環境。
でも、渡米後は、正反対の、懐妊。
私だって、夫でいいのか?という疑問がありながらも
決して、子どもが要らないワケでは無かった。
渡米前には、不妊検査もしたし
基礎体温を測ったり、排卵検査薬を使ったりして
たくさんでは無いけれど、多少の努力もした。
でも、子どもは授からなかった。
この差は・・・・。
愛情だ!
と言われればソレまでなのだが
何か、やるせない気持ちが残る。
子どもが出来なかった自分。
子どもがいなくて悲しい想いもした駐妻生活。
こんな意味不不明の気持ちを払拭するのは
子どもがいなかったから、出来たこと
子どもがいなかったら、出会えた人
を思い出すこと。
一生懸命、自分の過去を肯定して
自分をなだめるしかないのだ。
で、結局、行き着く先は
渡米して最初に出会った学生達とのコト。
リクだけじゃない。
女子達と過ごした時間も、かけがえは無い。
あんなに楽しかった時間を過ごしたコトは
他の駐妻の誰にも負けない、過去の栄光・・・・・・
想いを巡らしている私は、運転していた。
運転をしながらも、
電池の切れた携帯を手に取り
充電器をぶっさし
数件前の着歴を探し当て、通話ボタンを押した。
元気?
人を心配するフリをして
今日は、自分が力を回復させるために発する台詞。
今は元気ですけど、
何回か堕ちてたんですよ。
その度に電話したんですけど、全然繋がらないじゃないですか!
一発目に、怒られた・・・_| ̄|○
すまんねぇ。
詫びているのは言葉だけで、何とも思っちゃいない。
私は笑った。
ヒトの凹んだ話を聞きながら
少しずつ、回復する。
自分より不幸なヤツがいる・・・・・
だなんて、さすがの私も思わんよ。
だいたい、ダイスケくんのネタなんて、全然不幸でも
何でも無いし。
会話の内容なんて、何でもいいのだ。
ただこうして、私個人と相手個人の
単純な1対1の関係で、会話をしているこの状況、この環境。
今の私じゃなければ、叶わないコト、出来ないコト。
すなわち
今の私を肯定すること。
こんなコトでしか自分の存在価値を見出せないのが
若干寂しくもあるが、それが私の価値観なのだ。
他の誰にも出来ないこと
そう想うことが、自分を維持する、私の手段。
1時間ほど、、、ほとんどダイスケくんの
大したコト無い、大した話を聞いて
笑って、笑い飛ばして、、一緒に考える。
笑いすぎて、口がおかしい。
私とダイスケくんは、お互いに調子に乗ったのかも。
大笑いしながら、とんでも無い約束をしていた。
途中でダイスケくんが
桜子さん。
笑って話してますけど、すんごいコト計画しちゃってますよ?
と忠告するほどに。
でも私は、動じなかった。
来れなかったら、来なくても全然大丈夫だし。
来ても、偶然のコトだし・・・・。
冗談か本気かわかんないけど
こうして話しが出来ている、この瞬間がいい!
自分を律するよりも
「今の」自分の、やり場の無い感情を抑える方を
もしくは、紛らわす方優先する。
散らかった部屋に帰って、現実に戻る。
今さっきまで、電話したことすら、夢なのかも?
と想うほどに、相変わらず、彼女の妊娠のコトが
頭から離れない。
約束したことも、現実なのに。
悶々とした感情は
あても無く、果てしなく続いていく。
約束が実現した時には、どうでも良くなっているのだろうか。