あとどれだけアメリカに住んでいられるのか
わかっているはずなのに
今頃になって、夫が
高さ調節できる椅子が欲しい!( ̄^ ̄)ノ
とか言い始めた。
もう4年も我慢したんだから
あと1年くらい我慢したらいいじゃん?
と言ってみたものの
毎日、無駄遣いばっかしている私の台詞には
何の効力も無く、
あえなく(?) 椅子を買うことした。
日本には持って帰らない、という前提なので
SAM’S とゆー、会員制業務用スーパーで
手ごろなモノを買った。
店頭には、試着(試しに着席?!)用の椅子が置いてあり
その横に、新品の椅子が入った箱が。
さすがアメリカの商品。
持ち上げてみると、
重い。
働いていた頃、
オフィスの再レイアウトなんかも担当していて
よくビルの玄関先から、自オフィスまで
事務用家具を運んでいたりしたのだが
たかが椅子で、こんなに重たい商品を
運んだコトは無い!
その時点で、がっくり。
しかし、コレを買うしか無いのだ。
家に帰り、箱を開けてみる。
il||li_| ̄|○il||li
組み立て式やんけ・・・・
ありえんし。
このまま置いておいても邪魔だし
しょーが無いから、組み立てることにした。
説明書をチラっと見ると
作業はそんなに大したコトでは無さそうだ。
各部品をネジ締めするだけ。
が。
やっぱりアメリカ商品。
現実は、そんなに甘くは無かった。
椅子の土台とローラ。
ローラから出ている3cmくらいの棒を
穴に入れるだけなのだが
これがちっとも入らない。
サクっと入ったのは、5つある内の1つだけ。
全体重をかけて、押し込んでも
入っていかない穴3つ。
ここで既に、心が折れそうだった。
しかし、最も腹立たしかったのは
座面と背もたれの接合であった。
各々に、ただネジ締めする用の穴が空いているだけ。
位置決め用の引っ掛けだとか
仮止め用の穴だとか
そういった「作りやすい」ための配慮は
何1つ無かった。
座面と背もたれは、ピッチリくっついていなければならない。
よって、ネジ締め穴は、お互いを押し付けあって
やっと届く程度のピッチ。
軽い力では、穴は全くかみ合わない。
双方を力いっぱい推し合わせ
ネジを穴に通すも、全くネジが入っていかない。
何度も何度もトライするが、全く閉まらない。
いろんな角度で試したりしたのだが、
ネジは空回りするのみ。
こんな作業を延々30分もしてしまった。
私は、汗だくである。
もう完全に心が折れて
作業を中断してもいい頃なのだが。
ヒマなせいか、
私は、諦めなかった。
座面と背もたれの接合部をじーーーーっと見つめてみる。
もしや、隙間が広いんじゃ??
ふとよぎった直感に従い
私は、ネジのワッシャを1つ外した。
これで、ネジの先端はは1mm程度長くなった。
で、ネジ締めをしてみる。
ピッタリ!!!
たった1mm、
されど1mmなのである!
日本では、モノ作りの図面を見ると
採寸は、必ずミリ単位。
モノによっては、ミリ以下の単位で
細かく指定されている時もある。
しかし、アメリカでの単位は、インチだったのだ!
1インチ=約2.5センチ。
家が穴だらけなのも、隙間だらけなのも
きっとそのせいだな。
ミリなんて単位、数えられない
ってか見えないのかも。
1mm程度なら、米人なら力ずくで
座面と背もたれの距離を縮められるんだろうけど
そゆところが、何て言うか
顧客に優しく無いんだよね。
力の弱い人にでも、簡単に作れるよーに設計された椅子とか
絶対に思い浮かばなさそう。
こゆんを体験するたびに
やっぱり日本の製品は素晴らしい!!
と心から思うのである。
で、1時間かけて完成させた椅子。
座り心地は、まずますである。
