母としての私が振袖を選んだ理由──大人の女性が自分の節目を祝う装いとは

 

私は今、大人の女性が振袖を着る文化を広げるプロジェクトを進めています。




成人式や結婚式で着られなかった振袖を、
今の自分でまとい、願いを叶える体験を。
振袖を通して「大人の女性が自分の節目を祝う文化」を広げるプロジェクト。


その原点になった出来事を綴っています。
今回は3章目。

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成人式から10年後、私は再婚しました。

10歳の長男を連れて、新しい人生を歩き出すとき、
私は振袖を選びました。

 

「30なのに」「母親なのに」「再婚なのに」
そんな声、どうだってよかった。


人の目より、自分の気持ちを、
自分の生き方を、自分の信念を大切にしたかった。


ただ、振袖が着たかった。
父にも見せたかった。

今度は、諦めたくなかった。




あの日、振袖を着ることで、
願っていた装いも、
父に見せたかった娘としての想いも、
自分の意思も、
その全部を、自分の手で叶えることができたんです。




その経験で、私は気づきました。

――装いには、人生を動かす力がある。
 

「未婚女性のもの」「若い人の装い」
そんな常識に縛られずに、
自分の願いを叶えたい女性は、私のほかにもいる。



「成人式で着られなかった」
「もう一度、今の自分で着てみたい」
そんな声を聞くようになりました。



だから私は、
今だからこそ振袖を着たいと願う大人の女性たちのために、
このプロジェクトを立ち上げました。



「今さら」なんて言葉で、
自分の想いを片付けなくていい。


私は、振袖という装いに、
新しい人生の背中を押してもらいました。


そして今は、
同じように願う女性が、
自分の人生をもう一度選び直せるよう、
新しい一歩を踏み出せるように、
そのきっかけをつくりたいと思っています。





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