『Shintoを読む会』も、
スタートして半年が経った。

ヘレン・ハーディカ先生の語り口は
とても冷静沈着。
時にユーモアもあるけど、
証拠集めと分析、そして結論、
という王道のスタイルが、
まるで良質な推理小説を読んでいるかのようで
とても面白くて引き込まれる。
いわゆる教科書とは一線を画す、
読み物としても面白い一冊。
なわけだけど、
やっぱり、今まで知らなかった
「神道」の裏事情まで
つまびらかになるという面もあるわけで。
政治に利用されてきたという歴史が長いため、
時の権力者たちや
権力のおこぼれに預かりたい人たちの事情で
まー翻弄される翻弄される。
キリスト教などが様々な権力争いに巻き込まれたこと、
政治の舞台に関係を持たされたことなど
世界史でも出てきているし、
「宗教」「信仰」といったものが
きれいごとだけでない、ということがあるのは
多くの方が知っていることだと思うけど
日本の神道も同じだってこと、
どれだけの人が知ってるかなぁ。
不思議なことに、
神道の歴史を知れば知るほど、
私は、日本の神さまたちへの愛が深まるんだ。
「お綺麗じゃなきゃ愛せない」
っていう人じゃないんだな私、と
自己再発見になっているのが乙なんだけども。
いろんな事情で、
いろんなところに
神社ってのが作られて、
いろんな事情でご祈祷ってのが
今日も行われてるわけだけど、
そこで頑張ってる神さまたちは
正真正銘、人のことを真剣に考えて
精一杯エールを送ってるわけで。
政治のドロドロやゴタゴタに
こんなに何度もなんども巻き込まれて
いろんな風に扱われて、
やれ分霊だ勧請だと
散々されているのに、
全く文句も言わず
(まあ、ぼやきを聞いたりも
しないわけじゃないけど)
毎日毎日、ただひたすらに、
人々の幸せを願って
がんばっている神さまの姿を見ると、
もうさ、ぐわっと涙がこみ上げてくるわけですよ。
なんかもう、ありがとうって言葉しか
でてこないんだよなぁ・・・。
確かに神さまたちは、
体がない。
できることにも、
限りがある。
だけど、こんなにも真剣に、本気で、
ひたむきに、だれかを
ずっと応援し続けるなんてことが、
できるんだなあ。
みんな、一人一人の幸せを、
こんなに純粋に心の底から信じて、祈って、
応援してるんだってこと、
私は、もっともっと伝えていきたい。
『Shinto』の本を読んで、
TatariだのOnryoだのの
いろんな面を知って、
ますますそう思う。
神さまたちは、ものすごく強い。
ほがらかで、すこやかだ。
そして、今日もどこかで、
あなたのことを、心から
応援しているよ。