見栄を張って、体裁を気にすると、ろくなことない。
無知って時に素晴らしい!
そんな事を思ったNYの寒空。
エンパイアステイトビルディングを見上げ、
まず、その前に、補足として、
こりんごちゃん、タップダンス初めて1年ちょっとになりました!
「こりんご、そろそろタップシューズもアップグレードした方がいいよ。」
とインストラクターに言われて、
Capezio K360 と言うシューズを勧められたんだけど、
タップダンサーは知る人ぞ知るプロフェッショナルシューズ!
「え、そんなアタシまだペーペーですし、プロのシューズなんておこがましい!」
「こりんごの今のシューズは、本当に始めたばかりの人が履くシューズで、フレキシブルだけれども、かっちりリサポートされてないから!」
これが、こりんごちゃんの超ビギナーシューズ。
という事で、インストラクターが勧めてくれたミネアポリスにあるシューズ店にシューズをオーダーしたのだが、
あなた、タップシューズって、
結構、高いぜっ!
$380だってよっ!
まぁ、タップシューズは、ただのダンスシューズじゃなくて、楽器でもあるからね。
しかも、Capezio と言えば、タップダンスシューズブランドではメジャー中のメジャーで、K360は、プロモデルだしな、
そんな高価なものをオンラインで購入なんて、ちょっと心配だったから、
その前に、マンハッタンのブロードウェイにある、ブロードウェイダンサー、NYダンサー御用達の、こちらのお店に訪れた。
ちょうど年末だったのでなんだか凄い人だかりだった。
まぁ、タイムズスクエアの on ブロードウェイだからね。
ジャジャン!
「すみませ〜ん。
Capezio K360を探しているんですが、ありますか?」
すると、きっとこの人も、プロのダンサーなのか、厳しいオーラを一瞬放って、
「サイズによってはありますけど。」
「サイズは8ですが、試着したいんですけれど。」
茶化しに来たなら帰ってちょうだいとでも言わんばかりに、率先して対応する気なしのような、
セールスとしては、全然、売る気なしって感じだった。
(まぁ、自分もオンラインで買うつもりだったしな。)
すると、
「25ドルです。」
「はい? 試着だけしたいんですけれど・・・。」
「Capezio K360は、カスタムメイドで作るので、まず試着して、それを工場に送って調整してもらうため、試着料の25ドルをまず払ってもらいます。」
「えぇぇぇ?!?!
試着だけで25ドル?!?!
もし合わなかったり気に入らなかったらどうするんですか?」
「試着料だけお支払いになります。」
ゲェェェっ!
「このシューズはプリカスタムメイドですからね。」
「私、まだ1年ほどのビギナーで、
そんな、タップシューズのことも何も知らないで、なんか恐縮です。
まさか試着料が25ドルも発生するなんて、
なんか、マジすみません、そんなタップダンスシューズが敷居高かったなんて知らなくて、」
だから冷やかしだったら帰って頂戴って対応だったのか・・・。
すると、呆れ顔というか、
「サイズ8って言ってたわね。じゃあ、ワンサイズダウンの7ね。」
「あ、でも、私なんて、試着料払って試着しても、その良さなんか到底わからないだろうし、」
「ホリデーだし、無料で吐いていいわよ。」
マジでぇ?
鬼の目にも涙?
この無知女、よっぽど不憫に見えたみたのか。
キチンと足の採寸までしてくれて、
ちょっと左足が右より大きいのと、足の甲は広いのに、カカトは狭い厄介な足らしく、
しかし、ここで買うと、試着料や、送料も追加されて、480ドルもするっ!!!
で、もともと購入予定だったオンラインのダンスシューズストア担当の人とも電話で話した結果、
結局、Capezio K360 はアタシの足にフィットせず!
なんか、シンデレラじゃなかったんだアタシ・・・
と言うことで、エンパイアステイトビルディングの近くのダンスストアにやって来たのは、
今度は、別のシューズを勧められて、それを試着するためだった。
ここのお店は、もう Welcome な対応で、
「How can I help you?」
「あの〜、タップシューズを探していまして、
Capezio K360が足に合わなかったので、So Dance というブランドの靴を探しています。」
「はい、ございますよ!」
「試着 無料で出来ますか?」
「もちろんです!」
よかった〜、てか、これが普通じゃない?
(多分、Capezio の K360だけが特別だったのかも。)
早速、試着。
あら〜、ピッタリっ!
アタシ、シンデレラ!
「サイズはピッタリだけれど、ちょっと、そこでタップ踏んでみて。」
「えっ、アタシ、まだビギナーなんで、そんな人前でタップなんか踊れませんよ〜。」
「いえいえ、タップ踏んでみなきゃ、この靴が自分に合ってるか分からないでしょ?」
はっ!
アタシ、何、自分の腕前とか見せつけたかったわけ?
いやいや、見せつけられる腕前がないから、恥ずかしくて、タップ踏めない!
でも、確かに、タップ踏まなきゃ、ただの靴じゃないんだからさ、鳴らしてみなきゃ、その靴が合うかわからないんだけど、
もう、1年もやって来たけれど、練習したステップならともかく、
即興で慣らし踏み出来ないよっ!
って言うか、なんでもいいから、鳴らせよ!
でも、店員さんの見ている前で、これしかタップ踏めないくせに、道具だけはプロ仕様?って思われるの恥ずかしい!
結局、変な見栄と恥じらいが勝ってしまって、タップシューズの試着はフット感しか体験出来ず。
購入は、ちょっと言い訳して見送ってしまった。
なんて見栄っ張りな自分よ、
こんな大事な買い物で、タップシューズ購入で一番肝心な試し鳴らしをせず、
他人の目を気にして・・・
でも、
他人は、お前が気にしてるほど、お前のこと気にしちゃいねぇ〜よっ!
後で、後悔した。
忙しい中、わざわざシュージ屋に出かけ、時間とって試着したのに、変な見栄と思い込みで、時間も労力も無駄にした。
タップシューズは楽器なんだから、試さずに購入ってないでしょ?
この見栄とか体裁、なかなか捨てられないんだよね。
こんなことやったら、こんなこと言ったら、人から、こんな風に思われるんじゃないか・・・とかね。
英語力だってそうだね、こんなアクセント満載の間違えだらけの英語を話したら、なんて、時々思うと、会話にならなくなる。
そうなると、自分で全てをシャットアウトしちゃうから、会話成立だけじゃなくて、
もしかしたら、人との繋がりとか、チャンスとか、いっぱい逃してる。
ほら、変な見栄で、タップシューズ買いそびれたし。
でも、これも、人から変な風に思われたくないって、自分を守る防衛本能の一種でもあるんだけどさ、
やっぱ、ここを破れるかどうかだよね。
まぁ、日本にいた頃よりは、ここニューヨークで、随分なモノを打ち破っては来たけれど、
もっと破ってかないと、今より上には行けないかなって、
たかがタップシューズでそんなこと思ったのね。
本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、
こりんごちゃんの尊敬するタップの先生は、小粋なブラジリアンなんですけれど、
ブラジリアンミュージックを歌いこなすジャズシンガー伊東友子さん!
時代の流れとか、年齢とか、色々考えさせられる。
だけど夢はいつでもデッカく!そんなインタビューでした。
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