便りのないのは、良い知らせ。
なんだけど、今年は一報 入ってしまった。
今朝、出勤間際に、覚えのない電話番号から電話がかかってきた。
通常、身に覚えのないナンバーの Phone Call は、Pick しないのだが、
一瞬迷って、電話に出た。
「Good morning Ms.Koringo.
This is Dr.Gershowitz.」
えっ、誰?
あっ、アタシの婦人科医じゃないの?
人間、全く予想もしていないことが起こると、一時的に記憶喪失になるのか?
先日、年末に、慌てて行って来た乳がん検診。
いつも、「便りのないのは 良い便りよ」って言ってた先生からの便りである電話がかかってきたのだ!
「そんなに心配することじゃないんだけれど、
先日のマンモグラフィとウルトラサウンドの結果なんだけど、もう一度、念のために右胸だけウルトラサウンドの再検査を検査側から促されたのよ。
本当に念のためだから、心配しないで、
今度は、レントゲン技師が付いててくれるから。
今、この電話切った後、直ぐに放射線検査院に診断書出しておくから、予約取って行ってきてね。」
いつもの先生の穏やかな口調だが、
いつもより早いトーンで、しかも、こんな朝早くに、
これを急がずして、心配せずにはいられないよね。
一瞬、顔が引きつって、呆然とした。
コーヒーを入れていたジョンが、その尋常じゃない空気を察知して、
「Baby, Are you alright?」
Am I alright なのか?
I don’t know だよね。
とにかく、自分 大丈夫なのか確認しなければ!
直ぐに放射線科に電話する。
「たった今、私のドクターから、右胸の超音波再検査を受けるよう指示がありました。」
「では、予約ですね。
え〜と、29日の金曜日になります。」
「はい? 今日とか無理ですか?
クリスマスホリデーで今週末からNYを離れますが、ホリデー中、自分が大丈夫なのかわからぬままいるのはシンドイです。
ホリデー前に、なんとか再検査、受けれませんか?」
電話の受付も、確かに一週間以上も待たせるのは難儀に思ったようで、
「ちょっと待ってて下さいね。
今一度、予約確認してみるわ。」
思えば、アタシは、いつもクリスマス前に ガンの疑いが発覚するなぁ。
5年前、乳がん騒動を起こしたのも、ホリデー間際で、
あれは、精神的にヤラれたからね。
「今日の昼12時に、レントゲン技師がいるそうなので、診てもらえるわよ。」
しまった、12時はランチ前で仕事が忙しいな、
午後だったら、仕事抜けやすいんだけど、
「12時しか空いてませんか?
今日の午後とか、明日の午前中は?」
「今日の12時が無理なら、29日になっちゃうわよ。」
仕事より自分の体の方が優先だ!
「では、12時でお願いします。」
一旦は、出勤したものの、直ぐさま中抜け退社しなくてはならないことを上司に告げる。
ガンの疑いのある従業員に、流石にNoとは言えない上司。
こりんごの再検査を知った同僚たちは、皆、大丈夫、心配ない、と励ますが、大丈夫かは 再検査を受けなければわからないことで、それは単なる気休めにしかならない。
8:00am ドクターからの連絡
8:30am 再検査予約完了
9:00am 出勤
11:30am 退社
12:00pm 再検査
あれよあれよの展開で、不安に打ちひしがれている暇などなかった。
2日前に来たばかりの 放射線科のビルディング。
年に一度しか来ない場所だったのに、流石に2日前に来てるから、勝手がわかってスムーズに受付完了。
一昨日 来た時は、医療事務の皆さん、普通だったのに、
今日は、アタシの再検査を励ますためか、みんな、サンタクロースやトナカイの角を頭に付けていた。
アメリカならではの、ホリデーデコレーション。
待合室で、ぼんやりと、放射線科のクリスマスツリーを眺めている自分。
何だろうか、この気持ち・・・。
アメブロ星占いも、割といつも的中!
確かに、乳がん検査再検診を指摘されたら、こころも余裕持ってられないよね?
だけど、なんなのだろうか?
確かに不安で気もそぞろではあったと思うが、この落ち着いた変な余裕は?
絶対に何かの間違えであるとの確信なのか?
それがガンであっても受け止めますよって覚悟を決めたのか?
ガンであっても、「Baby, are you alright?」 と隣で言ってくれる人がいる、
その問題を自分のことのように考えて共有出来る人がいるって言うのは、いいもんだなと、
5年前の一人で不安を抱えてた自分に言ってあげたいと。
ちなみに、
今回は、定期検診じゃないから、保険が全額カバーじゃなくて、
再検査、驚異の ・・・
$313.38
保険があるから50ドル弱で、再検査が受けられるけど、
アメリカ、どんだけ医療費高いねん!
保険がなかったり (移民の学生さんたちなど)
持っていても、オバマケアや、保険料の安いプランの保険だと、保険があっても、高額な医療費を払わされる。
貧乏は死ねと遠回しに言ってるアメリカ。
とは言え、40歳以上の女性は、誰でもがん検診が受けられるよう、Free マンモグラフィの団体や制度もよく見かけるので、ぜひ利用して下さいね。
だけど・・・、
毎年マンモグラフィしか撮ってなかったんだけど、今年はウルトラサウンドも受けておきましょうって、こりんごちゃんの婦人科のドクターの見事な采配でのこの事態!
今年も、マンモグラフィだけだったら、見逃してたところだった。
実は、今年は、マンモグラフィすら辞めておこうと思ったのよ。
毎年マンモグラフィを受けるのは被爆したり、寝ているガン細胞を引き起こすという噂や記事を見かけたの、
毎年マンモグラフィを撮っていても、北斗晶さんのようにガンが見つかることがあると。
被爆を防ぐためにも、毎年ではなく一年置きに撮ることを進めていたり、
一年置きにマンモグラフィとウルトラサウンドを交互に撮ることを進める人もいた。
それで、今回の婦人科の検診で そのことをドクターに相談してみた。
「マンモグラフィを毎年撮る必要ありますか?
2年に一回でもいいって聞いたこともありますが。」
「今年はスキップしたいの?」
「今年は、マンモグラフィをスキップして、ウルトラサウンドを撮るのはどうでしょう?」
「ウルトラサウンドは、そこにシコリがあるのがわかっていれば、とても診断には役に立つんだけれど、
やっぱり、マンモグラフィは、そのシコリを見つけるには有効なのよ。」
「でも、アジア人女性の胸は繊維質でシコリが見つかりにくいって聞いていますが。」
「That’s true!
そうね、今年は、撮りたくないなら半年先延ばしにしようかしらね。
あ、でも貴方の叔母さんが乳ガンだったわね、
しかも、毎年の結果も、デンスブレストとなっているから、
今年は、マンモグラフィとウルトラサウンド両方やりましょう。
保険の都合で、去年の撮影から365日経っていれば、ウルトラサウンドも保険適応だから、11/28以降に検診受けてね。」
そんなやりとりが、今年の10月の婦人科健診であったのだ。
あわよくば、今年はマンモグラフィを来年に見送りたい自分であったが、
あえて、見送らず、ウルトラサウンドまで撮るように勧めてくれたのは、先生だった。
怖いね、今年もまたマンモグラフィだけだったら、繊維質のアタシの胸は、シコリの発見とか困難だったわけよ。
また今年も、繊維質で硬い胸だけど良性です、また来年。
って連絡をもらって終わるところだった。
だって実際、今年はウルトラサウンドで再検査引っかかったのにマンモグラフィでは何も見つからなかったわけだから。
そして再検査が始まる。
ムーミンのミーみたいなヘアースタイルの赤毛で顔はムーミンのガールフレンドのノンノンに似てる白衣を着た白人の若いアシスタントの子に名前を呼ばれ、検査着に着替えるよう言われ、そのあと検査室に連れて行かれた。
(アシスタントの描写がウザイですけれど)
「じゃあ荷物はドアのフックにかけて。」
何から何までお世話になりましたと、そのアシスタントのノンノンに感謝を表する。
「私の名前はリサ、貴方のレントゲン撮るわね。」
ビックリした、(ノンノンはリサだったから?)
だって ノンノン リサは、全然レントゲン技師っぽいオーラが無くて、
何か、その振る舞い方とか話し方で、勝手に誘導係のアシスタントちゃんだと思い込んでいた自分がいた。
この子が アタシの再検査をするのかぁ・・・(よろしくノンノン。←シツコイ!)
ノンノンが 問題の右胸のスキャンを始める。
グリリ、グリリ、
イタタタタっ![]()
やっぱりノンノンお前 アシスタント見習い放射線技師だろって思うテク!
もう、ノンノンがため息ついたり、下唇を噛んだだけで、
シコリ発見したのかノンノン?!
って不安でたまらなかった。
超痛いノンノンのウルトラサウンドが やっと一通り終わって、
しばらくすると、部屋にタイトな黒のセーターを着たナチュラルアフロみたいな、Rihanna と Halle Berry をMixさせたような黒人女性が入って来た。
いかにも 私が放射線技師ですと言うオーラで・・・。
「2時と11時?」
「はいそうです。」
どうやら乳房を時計の針で位置確認をしているようだ。
さすがハルベリー、ノンノンの撮影したウルトラサウンドを見ながら、綺麗に撮れなかった部分をサササとスマートに、
痛くないっ!
これは、放射線技師と見習い、ハルべリーとノンノンの違いです。
「これはいいわね、これは良くないわ。」
そんなハルベリーとノンノンの会話に、
それは、 ノンノンの撮影の技術を評価してるのか、アタシの再検査を評価してるのか?
紛らわしいぞっ!
ハルベリーが、エラスティックグローブを外しながら、
「いくつか Cysts (嚢胞)が見られるけど、良性だと思うから、Follow up で6ヶ月後の経過観察しましょう。
じゃぁ。」
と言ってハルベリーは診察室を出て行った。
カッコいい〜。
ノンノンが、残って、後片付けと、こりんごのお世話にをする。
「あの~、いくつかCysts があるって言ってましたが、いくつくらいあったんですか?」
「3つです。」
「えっ、3つも?!
全部、良性なんですか?」
「一つは、こちら側に合って、形も歪じゃなかったので問題ないんだけれど、
別の方は、2つがくっつき合っちゃってたんで、なんとなく歪に見えて、
でも、問題なさそうなので、6か月後に様子を見ましょうということで。」
「じゃあ、パイオプシー(生理検査)までやらなくていいんですね。」
「今のところは大丈夫。
安心してお帰り下さい。」
「ありがとうございます。
ですが、帰る前に、ジェルをふき取るペーパータオルをいただけますか?」
ノンノンよ、ウルトラサウンドでジェルを塗った胸をふき取るペーパータオルをくれるのは、基本中の基本なんだけど・・・。
とりあえず、今回の乳がん再検診、心配なしです。
不安な気持ちで、眺め入ってた放射線科のクリスマスツリーも、
それでは、本日のNYこりんごラジオ、過去放送ピックアップは、奇跡が起きた感じなので、
マジシャンのSho Kitta さんの再放送ね。
みんな、マジカルに、ミラクルに人は、生きているのかも?
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