ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回は、

望まない孤独

 

 

という新書本を紹介します(^^)

 

著者は、

大空幸星さん。

 

慶応義塾大学在学中に、

NPO法人

あなたのいばしょ

を立ち上げたという、

志があるのはもちろんのこと、

実行力もある、

すばらしい若者です!

(最近、新聞や報道番組などでも

よくお見かけしますね)

 

あなたのいばしょ

とは、

「望まない孤独」

をなくすという理念のもと、

24時間365日、

無料・匿名のチャットで

相談を受け付けるというNPO法人で、

多くのボランティア相談員の方に、

支えられています。

 

皆さんご存知のように、

社会全体のつながりが

希薄化している中、

新型コロナの長期化によって、

孤独・孤立の問題が

より一層、顕在化している

といいます。

 

この本では、

「孤独」について、

こう書かれています。

 

 

「孤独を愛せ」や

「孤独が人を強くする」

といった

非科学的な精神論を

説く者もいる。

 

しかし、孤独は

愛するものでも、

人を強くするものでもない。

 

孤独は

社会的なつながりが

不足している状態であり、

そこから生起される

孤独感は、

誰かとのつながりを

求めている、

身体のサインだ。

 

愛することで

乗り越えられるものでも、

人を強くするものでもない。

 

 

「孤独を愛せ」

「孤独が人を強くする」

というのは、

当てはまる場合もあると思いますが、

 

その場合は、

「ある程度、満たされている人間が、

いつも仲間とつるんでいるのではなく、

時には一人になって、

自分の内面を見つめることも必要だ」

というような意味だと思います。

 

しかし、

慢性的な孤独は、時に、

生きる希望を失うことに

なりかねません。

 

 

孤独とはすなわち、

本人の意志に関係なく、

社会的なつながりの質と量が

不足している時に生じる、

不快な経験なのだ。

 

平たく言えば、

頼りたいと思っていても

頼れない、

話したいと思っていても

話せない、

「望まない」

ものと言える。

 

しかし、

前述したように、

さまざまな孤独の定義を

試みる者がいる中で、

孤独について

自らひとりで耐えるものだとの

「誤解」が広がらないよう、

あえて

「望まない孤独」

という言葉をつくった。

 

 

「望まない」孤独。

 

時にはあえて一人になる、

というのは、望む孤独であって、

望まない孤独ではないですよね(^^;

 

「望まない」孤独。

 

「質と量」とありますが、

社会的なつながりの「量」

が少ないのはもちろんのこと、

いくら「量」があっても、

「質」が伴っていない場合、

「望まない」孤独に陥っていることも

あるわけです。

 

 

家族やコミュニティとの

接触が頻繁にある状態でも、

孤独を感じることはある。

 

家族や友人、同僚がいても、

自らの悩みについて

打ち明けられなければ

孤独を感じる。

 

それは社会的つながりの

量が充足していたとしても、

質が不足しているからだ。

 

 

「周りの人に、

悩みを打ち明けられない」

 

これは、現代社会が抱える

大きな盲点だと考えます。

 

この本にも紹介されていますが、

いじめられている子供が、

「親や先生に心配をかけたくない」

といった理由で、

一人で抱え込んでいるケースがあります。

 

むしろ、

親との関係が良好な子供に、

当てはまることが多いようです。

 

組織の中で責任のある立場の、

40代男性が、

上司、部下、家族、

誰にも頼ることができず、

追いこまれてしまったケースもあります。

 (うう、他人事ではない・・・)


何故か。

 

何故、追い込まれてしまうのか?

 

本書では、

「懲罰的自己責任論」

が蔓延しているからではないかと

主張します。

 

 

「責任ある立場」

という役割によって、

周りに自らの弱みと

認識される可能性のある

「頼る・相談する」

という行為が制約される。

 

そうした状況に置かれると、

「悩んだり苦しんだりするのは

自分が至らないせいだ」

という自業自得な感覚を

自然に抱きはじめるのだ。

 

そして、

社会もそれを容認するため、

懲罰的な自己責任論に基づく

自己否定ループに陥っていく。

 

 

これ、わかります(^^;

 

「責任ある者は、強くあらねばならぬ」

「部下に、弱みを見せてはいけない」

「悩みを吐き出すことは、弱い人間である」

 

といった

「スティグマ」

(負のイメージ・烙印)

を自ら抱えてしまうということですね。

 

だから、人を頼ったり、

相談したりすることが、

できなくなる。

 

これは、男性に多いですが、

近年、管理職が増加している女性にも、

当てはまる問題ですね。

 

もちろん、

管理職や社会人だけでなく、

「懲罰的自己責任論」

は、今の時代、

老若男女、あらゆる人々の中に、

蔓延しています。

 

実際、

いじめについて相談してくる

子供の多くは、

「自分が悪いけど・・・」

という言葉を用いるそうです。

 

NPO法人

あなたのいばしょ

では、

そんな、望まない孤独を抱える人々に、

ボランティア相談員さんが、

チャットを通じて、

傾聴・共感しながら、寄り添う・・・

 

そのうえで、

「本当によく頑張っておられますね・・・」

とねぎらって差し上げると、

 

「はじめてほめられました。

なんか涙が出てきました。生きてみます」

 

と相談員に伝えてくれるケースも

あるようです。

 

いかに、現代社会において、

肯定や承認をされる機会が少ないかと

いうことですね。

 

 

この懲罰的自己責任論は、

自己否定ループを

生み出すだけでなく、

孤独を抱えても

誰にも頼ってはいけないという

スティグマを強化していく。

 

そのため、

「自業自得」

という考えに近い

懲罰的自己責任論を

いかにして乗り越えるか

ということこそ、

望まない孤独のない社会を

形成するための

重要なポイントとなる。

 


「懲罰的自己責任論」

が蔓延する現代においては、

誰もが、望まない孤独に陥る可能性が

あるわけです。

 

どうして、

「懲罰的自己責任論」

が蔓延してしまったのか?

 

そして、

どうすれば社会から

「望まない孤独」

を減らせるのか?

 

本書には、

具体的な提言がなされていますが・・・

 

 

 

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次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊