ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
前回から、
禅宗(曹洞宗)の、
南直哉(みなみ じきさい)
さんの本、
から、
私の印象に残ったところを、
紹介・解説しています(^^)
前回は、
「本当に偉い人は、
夢や希望を叶えた人ではなく、
夢にやぶれても、
しぶとく生きていく人である」
という考え方を、
紹介しました。
続けて、引用します。
私は、
人間にとって挫折は
大事だと思います。
なぜなら、
そのとき人は
損得勘定から
離れられるからです。
「自分の欲を満たしたい」
「人から認めてもらいたい」
「自分のためになることを
したい」・・・。
ふだん、
人は得をしたいと
思うところから
動いています。
「こうすればうまくいくかも
しれない」
「これをやれば得になるから、
やってみよう」
と考えがちです。
そうですね。
私も、やっぱり、
なんだかんだ、ふだんは、
「損得勘定」
で動いています・・・
特に、
「人から認めてもらいたい」
という承認欲求(^^;
これ、
どうにかしたいのですが(苦笑)
もちろん、
生活するうえでは、
「損得勘定」は必要であって、
有効に働けば、
向上心やよりよい生活に、
繋がるとは思いますが・・・
しかし、
人生につまづくと、
そんな算段は吹き飛びます。
思いどおりにいかなかったり、
夢破れたときに、
人は損得から離れ、
自分が本当に
大事にするものを
見極めます。
そして、
それを見極めた後、
自分の努力が
報われるかどうか
わからなくても、
歩き始めます。
そんな人間には、
ある種の凄みが
備わるのです。
だから、
夢や希望が叶わなくても、
がっかりすることは
ありません。
夢を追いかけていても、
多くの場合は、
(程度の差こそあれ)
思い通りにはなりません。
たとえば、
この本にも書いてありますが、
オリンピックの競技で、
メダルが取れるのは、
世界中でほんの一握りです。
甲子園に行ける高校球児も、
ほんの一握り。
自分のやりたい職業に就くことも、
けっこう難しく、
実現したとしても、
そこで成功する人は一握り。
大企業に入れても、
役員まで上り詰められるのは、
ほんの一握り・・・
もちろん、
いい線まで行く人もいますので、
程度の差こそありますが、
大多数の人の夢は、いわば、
「挫折」するわけですね(^^;
理不尽に感じることもありますが、
現実を直視して、
自分の実力をしっかり受け入れる。
「諦める」の本来の意味は、
明らかに極めることだといいます。
「挫折」した時には、
自分自身をしっかり見つめて、
「明らかに極めること」ができれば、
腹が据わるのかもしれません。
心理学者のユング博士は、
「ミドルエイジ・クライシス」
(中年の危機)
といいましたが、
人生、一面的な価値観で、
夢を追いかけ続けていると、
(個人差がありますが、
多くの場合中年の頃までには)
いずれ、行き詰るケースが多い。
たとえば、
仕事一筋だった男性が、
部下から反発されるようになったり、
家庭がうまくいかなくなったり・・・
(私か?)
子育て命だった教育ママが、
子どもが思春期になって、
反発されたり、
不登校になったり・・・
これは、決して不幸ではなく、
ほんとうに大切なものに
気づく契機となったり、
自分が抑圧していた、
他の価値観にも気づいて、
幅の広い、統合的な人格を形成する
きっかけにもなったりするのですが・・・
(これがユングのいう、
「自己実現」ですね)
むしろ、
夢や希望が
人生の妨げに
なるかもしれません。
夢も、希望も、
じつは麻薬のようなもの
だからです。
いつまでも
叶わない夢を
持ち続けているのは、
夢という麻薬が切れたときの
禁断症状が怖いからに
すぎません。
なるほど・・・
手厳しい指摘ですが、
そうかもしれません。
本当は、
夢と希望を持つことに
疲れ切っているのなら、
今後もそれを
持ち続けるのか、
それとも手放すのか。
「夢」の後ろに隠れた
自分の本音を、
一度徹底的に
見てみることです。
そうですね。
自分の本音を
見つめるのがしんどいから、
「夢」を隠れ蓑にしているというのは、
あるような気がします。
もちろん、夢と希望を持って、
日々充実している場合は、
その限りではありませんが、
行き詰まりを感じる場合は、
もしかしたら、その夢や希望が、
自分の本音ではなく、
「~べき」という社会通念や、
(幼少期からの)
周囲の期待からではないか、
疑ってみることが、
必要かもしれませんね。
そのうえで、
自分の本音と、
現実をしっかり見据えて、
自分らしく、地に足をつけて、
人生を歩んでいく・・・
心がけていきたいです😊
----------------------------------------------------
今回も、最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)
次回もこの本の紹介を続けます。
---------------------------------------------------
おまけです(^^;
愛知県の小牧山城。
小高い山の上にある、
鉄筋コンクリート作りの復元城ですが(^^;
若き日の織田信長に、
思いを馳せて・・・
岐阜県多治見市の虎渓山永保寺。
庭園が、とても美しかったです😊



