ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
養老孟司さんの
「~の壁」シリーズ最新刊!
から、
私の印象に残った箇所を取り上げて、
紹介、解説しています(^^)
前回は、
「人間関係」のみの世界だと、
息苦しくて、窮屈な場合もある。
もう一つの世界、
「花鳥風月」
すなわち、
「自然」を味わうことで、
視野が広くなり、癒される。
という、
養老先生の説を紹介しました(^^)
今回は、
それをもう少し掘り下げてみます。
「ああすれば、こうなる」
が成立するように
人は社会を構築する。
それが都会である。
意識の産物であり、
理屈が重視される。
その理屈通りに
ならない可能性のあるものは、
徹底して排除する。
だから都会には
人工物しかなくなってしまう。
私はときどき
それを指摘してみるが、
世間にはほとんど通用しない。
オフィスには
意味のないものを
置いてみるといいですよ、
と言ったこともあった。
意味のあるものだけに
囲まれているのは
むしろ不自然なのだ。
しかし、
実行する人は少ない。
オフィスにも都会にも、
いつまで経っても
人工物しか置かない。
そうですね~、
理屈通りのもの、
意味のあるもの、
人工物・・・
都会やオフィスには、
それらが溢れていますが、
たしかに、それだけだと、
どんなに、清潔で美しい空間でも、
何だか、落ち着かない、
「ほっ」とできないような気がします。
たとえば、
少し、樹木や植物が
あったりするだけで、違う。
自宅も、
あまりにも整い過ぎ、
機能的すぎると、
かえって居心地が
よくないような気がします。
(といいつつ、
自分のあまりにも乱雑な部屋を
正当化しているのですが(^^;)
こんな文章があります。
森は文化ではない。
しかし森に来る人たちが
よく言うことだが
「癒し」
になるという。
私は
「癒し」という言葉が
好きではなかったが、
年中それを聞いているうちに、
文化と癒しは
関係が深いと
思うようになった。
つまり
実社会での生活は、
それなりのストレスを与える。
特に都市社会の場合には、
ストレスが高いであろうことは、
日常経験することである。
文化はその
「癒し」として機能する。
芸術、
特に音楽、絵画などの
いわゆるアートは、
まさに癒しとして
機能している。
都市生活が
発展するとともに、
不要不急の文化芸術が
栄えるのは、
都市に経済的な余裕が
あるからだけではなかろう。
ストレスの多い
社会生活に対する癒しとして、
どうしても必要になると
思われる。
機能的な都市社会
だからこそ、
「癒し」として、
不要不急の文化芸術が
必要とされる。
実感として、
わかる気がします。
私も都市生活者ですが、
私の場合は、
たとえば、
好きな音楽を聴いたり、
古い時代の仏像を
鑑賞したりすると、
とても癒されます(^^;
もちろん、
自然と触れ合うことも。
そう考えると、
文化芸術や自然といった、
不要不急なものを
切り捨ててしまうと、
今の世の中、
ますます、
息苦しくなってしまう(^^;
養老孟司さんは、
たしか過去の本でも
述べていらしたと思いますが、
「平成の参勤交代」
という、
面白い説を提唱されています(^^)
都市生活に
没入することは、
心身の健康上
あまり好ましくないので、
頭と体のバランスを
保つうえで、
一年の中で一時期、
田舎暮らしをしたらどうか、
というものだ。
都市生活者が
一日のうちに
仕事の後で
ジムに通うようなことを、
もっと時期を集中して
田舎でやったらいかがかという
提案である。
アメリカ映画など見ていると
よくジョギングしているが、
どうせ走るなら
木の手入れなり、
農作業なり、
役に立つことをしても
いいのでは。
それなら田舎に
行けばいい。
一年の中で一時期、
田舎暮らしをする、参勤交代・・・
これ、いいですね~(^^)
私、ジムに籠って
ストイックに体を鍛えるのは、
あまり好きではなく、
自然の中を散策したり、
それは無理でも、
街中をウォーキングするほうが
好きなのですが、
田舎の自然の中で、
体を動かすって、いいですね!
田舎に移住(定住)する覚悟は、
なかなか持てませんが(^^;
一年の中で一時期だけなら、
バカンス気分で楽しそう!
こんなメリットもあります。
一方では
近年進行している
都市化を防止し、
地域居住を進める、
という狙いもあった。
ひょっとすると、
首都直下型地震が
来るようなことがあった時に、
しばらく避難する場所を
確保できるかもしれない。
コロナ禍という
外圧の影響ではありますが、
リモートワークが加速する中、
地方在住の価値が見直されています。
リスク回避という意味でも、
田舎暮らし、
そこまでいかなくとも、
都市と田舎を行き来する、
「参勤交代」
魅力を感じます😊
それはたしかに、
不要不急なことかもしれませんが、
人間らしく生きていくうえでは、
大切なことかもしれません(^^)
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)
次回は、
養老先生の愛猫「まる」
を紹介しながら、
いろいろと考察していきます(^^;
