ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

今、話題の新書、

デジタル・ファシズム: 日本の資産と主権が消える

 

 

を紹介しています。

 

海外の巨大テック企業によって、

日本の「行政」「金融」「教育」が

支配される怖れがあると、

警鐘を鳴らしている本なのですが、

 

今回は、

「教育」の部分にフォーカスして、

紹介・解説していきたいと思います。

 

 

今、日本政府は、

「GIGAスクール構想」

に力を入れています。

 

この構想は、

生徒一人一台のタブレットの支給や、

全国の小中学校に、

高速大容量のインターネット環境を

整備するというものですが、

 

コロナ禍の影響もあって、

タブレットの普及は前倒しになり、

多くの自治体では、

なんと、一人一台が

実現しているんですね!

 

コロナ禍のご時世、

それはそれで、

利便性があるのですが、

この本を読んでいると、

いろいろと問題もあるように

思えてきます。

 

たとえば、

福岡県久留米市の場合、

グーグルのOSを搭載した

クロームブックを

一人一台導入しましたが・・・

 

 

生徒がタブレットを

使うたびに、

情報がどんどん蓄積され、

個人の「プロフィール」

が作られていく。

 

グーグルは通常

これらの情報と

他のデータベースに

蓄積され情報を

組み合わせることで、

正確で詳細な

個人のプロフィールを分析し、

加工し、商品化して

利益を上げている。

 

インターネットの

閲覧履歴ほど、

人の関心の優先順位が

わかる情報はない。

 

グーグルは

検索履歴や

訪問履歴をもとに、

利用者が最も関心を

持ちそうな広告を

プラウザ上に表示するのだ。

 

 

私たちのパソコンやスマホも

そうですよね。

 

私たち大人は、

グーグル先生から、

多大なる恩恵を享受しているので、

広告が出るのは止むを得ないかと

思いますが(^^;

 

ただ、公教育で使用する

タブレットの場合は、

広告はもちろんのこと、

そこから個人情報を収集するのは、

ちょっと問題だと思います。

 

しかし、実態としては、

個人情報の保護ルールは、

しだいに緩められているようです。

 

 

生徒一人一人の

理解度に合わせた

個別学習プログラム実施には、

タブレットを利用する個人が

特定される必要があるため、

今回の個人情報保護ルールに

関わる改正法が、

2022年から2023年

にかけて

段階的に施行されるのだ。

 

 

「生徒一人一人の理解度に合わせた

個別学習プログラム」

 

というのは、

これからの「個」の時代に対応する、

デジタルの特性を生かした、

すばらしい仕組みだと思います(^^)

 

が、しかし、

そのために、

個人情報の保護が

おろそかになり、

営利目的で使われてしまう

可能性があるというのは、

どうなのでしょうか。

 

今、「教科書のデジタル化」も

検討されているようですが、

それに関しても、

著者が問題を提起しています。

 

 

デジタル教科書を

使う頻度と反比例するように、

教師の多様性が

不要になっていくことだ。

 

問題と答えが

パッケージで差し出される

デジタル教科書を前に

教師が求められるのは、

授業を面白くする工夫でなく、

タブレットを使いこなす

技術だからだ。

 

 

教師に求められるのは、

タブレットを使いこなす技術・・・

 

それでは、悲しすぎますね😢

 

たしかに、

今、教師のデジタル・リテラシー不足が、

問題になっているようですが、

それは、本質からは

ズレているような気がします。

 

 

教師の多様性が

なくなれば、

次は当然、

その数(教師の数)を

減らしましょうという

流れになるだろう。

 

 

うーん・・・

 

デジタル庁設立の中枢にいる、

ある企業の会長は、

こう述べます。

 

 

オンライン授業を

主流にしていくと、

教員の数は

今よりずっと

少なくて済むと言う。

 

一人の優秀な教師が

大勢の生徒たちを

遠隔で教えられるからだ。

 

人手が足りない

過疎地の学校も、

少数の教師が

オンライン授業をすれば、

廃校にせず存続させられる。

 

<究極的には

通常の知識を教える教師は

各教科に全国で一人いれば

よいのです>

 

 

各教科に全国で一人いればよい・・・

 

・・・もう30年以上前のことを、

思い出したのですが、

 

私が通っていた予備校で、

サテライト授業というものが

始まりました。

 

本校の有名講師の授業を、

衛星放送でつないで、

全国どの校舎でも大画面で見られる

というものでした。

 

試しに受講してみたのですが・・・

 

有名講師なので、

講義は面白いはずなのですが、

画面越しだと、なかなか集中できず、

眠くなってしまい・・・(笑)

 

やっぱり、

リアルがいいなと

思った次第なのですが(^^;

 

ましてや、

予備校ならともかく、

公教育の場で、

しかもタブレットの

液晶画面上となると、

どうなのかと思いますが、

 

(でも、意外と、

今の子どもたちには

違和感ないのかなあ?)

 

 

優秀な教師が

オンラインで授業を行うのを、

全国の子供たちが

液晶画面で見るという

スタイルによって、

教育の平等が実現する。

 

日本全国どこにいても、

優秀な教師から学びチャンスが

子供たちに平等に

与えられるというのだ。

 

その結果、

(現場の)教師の仕事は

教えることではなく、

動画の内容を

生徒が理解しているかを

チェックすることに

変わっていく。

 

 

たしかに、

教育の平等が実現するのは、

いいことかもしれませんが、

しかし、それでは、

現場の教師の本来の役割が、

損なわれるような気がします。

 

 

人間は対面で

触れ合うことで初めて、

共感を育む脳機能が

オンになるという。

 

教える側に多様性が

必要ないならば、

教育はもはや一方通行の

「情報」だ。

 

パンデミックによって

世界各地で

オンライン教育が

実施されたが、

YouTubeで動画を見ているのと

何が違うのか、

 

という不満の声が

あちこちから上がっている。

 

 

「人間は対面で触れ合うことで初めて、

共感を育む脳機能がオンになる」

 

同感です(^^)

 

コロナ禍のマスクの影響で、

子供たちが、

表情から感情を読み取れなくなって、

共感能力が低下しているという記事を

読んだことがありますが、

 

マスク越しでさえ、

そうなのですから、

ましてや、

画面越しでは、

なおさらのような気がします。

 

小中学生の時には、

教師と対面でじかに触れ合ってこそ、

共感能力が育まれるのではないかと

思います。

 

もちろん、

パンデミックなどで非常事態の際には、

オンライン教育も有効な手段だと

思いますが、

 

しかし、通常時には、

教師と子供たちの触れ合いを基本とする。

 

少なくとも、

デジタルに偏重することなく、

リアルとのバランスをとる必要が

あるように思います。

 

 

次回に続きます(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

 

 

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おまけです(^^;

 

 

近所の鶴見川。

 

 

 

 

この時期になると、

毎年、黒くて頭の先だけが白いカモ?

(調べたら、オオバンという鳥のようです)

がたくさん飛来します🐤

 

素潜りが得意です。

(小魚を捕まえているのかな

→水草のようです)

 

鳴き声が可愛くて、癒されます😊