ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

心温まる、子猫といっしょの自転車旅行記!

 

ナラの世界へ 子猫とふたり旅 自転車で世界一周

 

 

を紹介、解説しています(^^)

 

といっても、

前回は、私の個人的な、

ギリシャ、トルコの思い出話に

浸ってしまいましたので(^^;

 

今回から、本の内容を

(ネタバレしない程度に)

紹介していきたいと思います!

 

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この本の著者(主人公)は、

スコットランド人の、

ディーン・ニコルソンという

30歳の、いかつい青年なのですが(^^;

 

はじめは、友人と2人で、

自転車旅をしています。

 

しかし、

途中で別れて、

一人で、

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの

山岳地帯を自転車で走っていると・・・

 

 

後ろからかすかに

高い音が聞こえた気がした。

 

何かわからなかった。

 

後輪がきしんでいるか、

着替えや道具を入れている

大きなバックが

しっかり固定できていない

のだと思った。

 

次の休憩で

油を差そう。

 

歌うのをやめたら、

はっきり聞こえた。

 

何の音かわかった。

 

嘘だろ?

そんなはずはない。

 

猫の鳴き声だ。

 

振り向くと、

目の端に姿が入った。

 

痩せっぽっちで、

灰色がかった白い子猫が、

道を必死で走って

ぼくに追いつこうとしている。

 

とっさにブレーキをかけて

止まった。

 

衝撃的だった。

 

「こんなところで

何をしているんだ!」

 

 

ここは、

人里離れた、山の中なんですね・・・

 

 

自転車を止めて

近寄ろうとしたら、

子猫はガードレールをくぐって

石がゴロゴロしているところに

逃げた。

 

近くにしゃがんでみる。

 

どうみても生後数週間の

子猫だ。

 

すごく小さい。

 

痩せていて、

耳はぴんと立っている。

 

長い手足に、

太いしっぽ。

 

風雨にさらされた毛は

ボサボサで、

赤茶の斑点がある。

 

緑色の大きな目は

まっすぐに

ぼくを見つめている。

 

観察しているようだ。

 

野生の本能で

逃げるかなと思ったが、

さらに近づいても

警戒心はまったくなかった。

 

手を伸ばしたら、

素直に首を撫でさせて、

人に会えたのが

よっぽど嬉しいのか、

ぼくの手に寄りかかってきた。

 

この猫は

人の家で飼われていたんだろう。

 

逃げてきた?

違う、捨てられたんだ。

 

そう考えると怒りがわいた。

たまらない気持ちになった。

 

「かわいそうじゃないか」

 

自転車に戻って、

バックを開ける。

 

食べ物はあまり

持ち合わせていなかったが、

ランチ用のパスタソースを

スプーンで分けてやることにした。

 

具入りの赤いソースを

岩の上に出して、

子猫が届くようにした。

 

何日も食べてなかったみたいだ。

 

夢中でがつがつと食べた。

 

(中略)

 

道路に戻って

自転車を押して歩くと、

子猫は横を走ってついてきた。

 

なんとなく、

すぐ飽きてどこかへ

遊びに行ってしまうだろうと

思っていたが、

五分経っても、

どこにも行こうとしない。

 

この子には

行く場所がないんだ。

 

石と岩しかない

過酷な環境で、

天気予報が当たるとすれば

もうすぐ雪が降りはじめる。

 

ここにいたら

あと数日生きられるかどうかだ。

 

深呼吸した。

 

気持ちのほうが勝った。

 

ほかに選択肢はない。

 

子猫を抱き上げて

自転車に戻る。

 

・・・

 

 

・・・これは

連れていきたくなりますよね(^^;

 

でも、

著者のディーン・ニコルソンは、

自転車で一人旅をしている身。

 

う~ん、どうする?

 

・・・気持ちが勝った。

抱き上げる。

 

男気ですね!

 

ここから、

著者と子猫(ナラ)との、

波乱万丈の旅が始まるのです(^^)

 

ちなみに、

前回も紹介した動画(同じものです)、

 

 

この前半に、

今回紹介した出会いのシーンが

実際に撮影されていますよ!

 

3分ほどの動画なので、

是非、ご覧ください(^^)

 

この後、

著者がSNSの動画投稿を続けることによって、

共感の輪が世界中に広がっていって、

一大ムーブメント!を引き起こしていく、

そして、

この本が生まれるわけですが、

 

本の冒頭は、

こんな文章から始まります。

 

 

ぼくの生まれ育った

スコットランドには

こんな古い言い伝えがある。

 

“起こることはすべて必然なのだ”

ってね。

 

たしかに

人生には

ときどきそういうことが起こる。

 

避けられない。

運命ってやつだ。

 

ナラと出会った瞬間、

その予感があった。

 

あの日、

まったく同じ時間、

同じ場所に

ぼくとナラが

居合わせたということ。

 

ナラは

ぼくの人生のなかへ、

まさしく

ピンポイントで

現れたんだ。

 

人生の目的も

方向性も定まっていなかった

ぼくのために、

ナラは送られてきたんだ。

 

もちろん

ナラに聞けはしないが、

考えれば考えるほど

そう思う。

 

ぼくたちは

そういう友情で

つながっている。

 

ふたりで成長しながら、

新しい世界を見る

運命なんだ。

 

 

その時はぴーんとこなくても、

あとになって考えてみると、

「あれは運命だったんだな~」

と思えることってありますよね。

 

普段のささやかな出会い、

いや、出会いに限らず、

 

「起こることは、すべて必然」

 

何かしらの意味があるのかもしれません。

 

ここ数年前くらいから、

私は、人生というものを、

そのように捉えるようになりました(^^;

 

 

この本には、他にも、

私たちの人生に示唆を与えてくれる、

素敵な文章にあふれています。

 

次回、紹介しますね(^^)

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊