ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回、紹介・解説するのは、

 

生命の暗号

 

(写真の本はハードカバー、

今は文庫本が出ています)

 

という本です(^^)

 

著者は、

先日4月13日に逝去された、

筑波大学名誉教授、科学者の

村上和雄

先生です。

 

村上和雄先生は、

昇圧酵素・レニンの遺伝子研究における

世界的権威で、

ノーベル賞候補とも目されていた、

すごい先生です!

 

感謝の意を込めて、

この本を、

紹介・解説していきたいと思います(^^)

 

私とこの本との出会いは、

もう20年以上前でしょうか。

 

まだ20代のころ、

書店でふと目に留まったのです。

 

私は、根っからの文系なので、

あまり科学系の本は読まないのですが、

何故か、この本には惹かれました。

 

購入後、

読み始めたら、面白くて、

夢中になって

一気に読んだ記憶があります(^^;

 

科学書というよりも、

自己啓発書に近く、

(スピリチュアルな要素もあります)

文章も平易でとても読みやすい本です。

 

この本のキーワードは、

 

・遺伝子ON/OFF

・遺伝子が目覚めるのはどんな時か

・サムシンググレート(大いなる何か)

 

 

まず遺伝子についてですが、

遺伝子は、親からの遺伝というよりも、

環境や刺激で変化するといいます。

 

引用します。

 

数十年前までは、

「遺伝」といえば、

 

「それは遺伝だから

しかたないよ」

 

などと、

親の代から受け継がれた

宿命的なものとして、

比喩的にとらえられる

くらいでした。

 

「遺伝だから、

いまさらジタバタしたって

どうしようもない」

 

という意味でもありました。

 

たとえば、

優秀な音楽家を

両親にもった子供は、

音楽的才能に恵まれる。

 

糖尿病の家系に生まれると

高い確率で糖尿病になる。

 

肥満の家系に

肥満児が生まれる。

 

ガンの家系の人は

だいたいガンでなくなる・・・。

 

これらのことは

一種の

「宿命」とか「運命」

として受け取られがちです。

 

(中略)

 

しかし、

最近の遺伝子研究から、

すごいことが

一つ分かってきました。

 

(中略)

 

「遺伝子のはたらきは、

それをとりまく環境や

外からの刺激によっても

変わってくる」

 

ということです。

 

正確にいえば、

それまで眠っていた遺伝子が

目を覚ますことがあるのです。

 

もちろん、

「遺伝」の影響が、

まったくないとは思いません。

 

影響があるのは

まぎれもない事実だと思いますが、

遺伝子が、

環境や刺激によっても、

変わってくるとすれば、

何だか、

「勇気」が湧いてきますよね(^^)

 

それまで眠っていた遺伝子が、

目を覚ます?

 

実際、働いている遺伝子というのは、

わずか5%程度といいます。

 

えっ、

たったの5%?

 

ということは、

残りの95%の遺伝子は、

まだ眠っていることになります(・・;)

 

書店で、マンガ本が、

シュリンクされていて、

読むことができない状態に

なっていることが多いですが、

それに似ているといいます。

 

では、どうすれば、

眠っている遺伝子にスイッチが入り、

ONの状態になるのか?

 

 

それは、

日常生活を

はつらつと前向きに

生きることだと考えています。

 

「イキイキ、ワクワク」

する生き方こそが、

人生を成功に導いたり、

幸せを感じるのに

必要な遺伝子を

ONにしてくれる―

 

というのが

私の仮説なのです。

 

 

「イキイキ、ワクワク」

 う

いわゆるプラス発想(思考)

ですね(^^)

 

ただし、この、

村上先生のプラス発想は、

ネガティブなことにはフタをして、

ただひたすら、

「前を向いて頑張ろう!」

というような

ポジティブ一直線!

のことではありません。

 

 

たとえば

病気をした場合、

たしかに

仕事ができなくなったり、

金銭的に負担が増えたりと

マイナス部分ばかりを

考えてしまいますが、

病気をした経験によって、

だれが自分にとって

本当に大事な人なのかに

気づいたり、

仕事ばかりにかまけて

考えもしなかったアイデアが

浮かんできたりするなど

プラスの面も

十分にあるのです。

 

実際、

大病が人生をプラスの方向に

変えたという話を、

皆さんも少なからず

聞いたことがあるでしょう。

 

病気をした経験が、

自分にとって

「よいほうに展開する」

というふうに

広い視野でとらえること。

 

つまり

自分の身に起きることは

「すべてプラス」

というとらえ方をすることです。

 

「そんなのは無理だ」

と思われるかもしれませんが、

それが現代人の

欠陥の一つでもあるのです。

 

科学は論理思考を

得意としています。

 

その科学が

あまりに進歩したため、

現代人は何事も

合理的に割り切って

考える癖を

身につけてしまいました。

 

(中略)

 

合理性は

ある段階までは大切ですが、

この世の中は

合理性だけではない。

 

合理を超えるもの、

目に見えないものが

多いのです。

 

 

自分の身に起きることは

「すべてプラス」

というとらえ方をする。

 

私事ですが、

30代のころ、なかなかの大病を患い、

今も完治はしていませんが、

今考えてみると、

たしかに

「プラスだった」

と確信までは至らずとも、

「意味はあった」

と感じることはできます(^^;

 

「マイナスの中にもプラスを見い出す」

 

私が敬愛する、

遠藤周作さんや、田坂広志さんも、

本の中で、よく述べられていますが、

私の好きなプラス思考の考え方です(^^;

 

また、

村上先生は、

元気の遺伝子をONにするためには、

 

「感動する」

 

ことだといいます。

 

 

作家の丸谷才一さんは

「最近の日本人は

泣かなくなった」

といっておられますが、

私もまったく同感です。

 

なぜ私がこんなことを

いい出したかというと、

何もメソメソ泣くことを

すすめるためではなく、

涙に象徴される

「感動」

が少なくなったということを

いいたいのです。

 

人が涙を流すのは

多くの場合、

感動した時です。

 

「人間の涙には

なんと詩があることか」

 

といったのは

ハインリッヒ・ハイネです。

 

感極まると

なぜだか涙が出てきますが、

生理的に言えば、

涙が出るのも

遺伝子がはたらいている

はずです。

 

ここからも

心のはたらきが

遺伝子にいかに

影響を及ぼしているかが

わかります。

 

感動で涙をこぼすと、

人はよい気持ちになります。

 

たとえ悲しいときでも、

ワンワンなくとさっぱりする。

 

これはよい遺伝子が

ONになったということです。

 

 

作家の五木寛之さんも、

同じようなことを

おっしゃっていますね。

 

私も、

小説を読んだり映画を観た時に、

感極まって、

涙がでることがありますが、

心の中で、どこか、

「いい大人の男が、情けない」

と思ってしまうところがあります(^^;

 

だけど、

泣いていいんですね(^^;

 

どんどん泣きましょう!

 

ただ、私は、

やっぱり照れ臭いので、

なるべく人知れず、

こっそりと、にしますが・・・(笑)

 

 

村上先生は、

本書で、

科学と宗教は同根だと述べられています。

(遠藤周作さんも

同じことをおっしゃっていますね)

 

私も同感です(^^)

 

そして、

3つの生き方を提案されています。

 

1、「志を高く」

2、「感謝して生きる」

3、「プラス発想をする」

 

 

1、「志を高く」

とは、

サムシング・グレート

が喜ぶ生き方をする

ということです。

 

サムシング・グレートとは、

「大いなる何か」ということ。

 

定義は、

いろいろできますが、

私は、

「大自然」「宇宙」

のようなものだと考えています。

 

ギブ&ギブ、

すなわち、

利他の生き方をする。

 

それが、

天に貯金をすることになり、

あとで、

1万倍になって返ってくることになる、

 

と述べられています。

 

 

2、「感謝して生きる」

 

生き物が生まれる確立というのは、

一億円の宝くじに

百万回連続で当たったのと

同じくらい、すごいことだといいます。

 

奇跡的なことなんですね(^^;

 

そう考えると、

私たちは、

生きているだけでも価値がある、

「有り難い」

という感謝の気持ちが湧いてきます。

 

「生きてるだけで丸儲け」

(明石家さんまさんの名言)

 

ほんと、そうですね!

 

 

3、「プラス発想をする」

 

さきほども申し上げましたが、

 

「マイナスの中にもプラスを見い出す」

 

ということです(^^)

 

 

たとえば、

ものすごくつらい立場に

立たされたようなときでも

 

「これは大自然からの

何かのメッセージであろう」

 

と考えるのです。

 

そんなことはできないと

思われるかもしれません。

 

だが

サムシング・グレートが

あらゆる生命体の

生みの親であることを

考えれば、

本当に親が子供のために

悪いことをするはずが

ないのです。

 

そういう考え方をすれば、

どんなことも

「天からの試練」

として受け止められる。

 

自分にとって

不利な状況の時こそ、

プラス発想が必要なのです。

 

 

頭ではわかっていても、

この境地に至るのは、

なかなか難しさも感じますが(^^;

苦しい時こそ、

このように考えたいものですね・・・

 

そうすれば、

眠っている遺伝子の一部が、

ONになるかもしれません(^^)

 

 

 

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以上、

村上和雄先生の、

生命の暗号

という本の中から、

私が印象に残ったところを、

紹介・解説してきました。

 

「遺伝子ON」

という観点から、

科学者らしからぬ(?)

「生きる知恵」

を、わかりやすい言葉で

教えていただける本です。

 

文庫本も出ていますので、

皆様も、是非、

GWにご一読されるのは

いかがでしょうか(^^)

 

あっ、

もう一冊、

おすすめの本がありました(^^;

 

アホは神の望み

 

 

タイトル、いいですね(笑)

 

「素直で正直、

器が大きなアホであれ!」

 

次回、紹介・解説しますね(^^)

 

今回も、

最後までお読みくださいまして、

誠に有り難うございました😊