ご訪問くださいまして、
有り難うございます(^^)
小倉広さんの、
という本を紹介しています。
今回で5回目です!
前回は、
「機能価値」(Doing)
と「存在価値」(Being)
をごちゃまぜにしないということを、
解説しました。
今回は、
その続きから、
「自己受容」
について、
説明します。
「日頃から、
自分を認め受け入れることで
心にゆとりが生まれて、
持てる力を発揮できるようになる。
どんなことがあっても、
自分の『存在価値』は揺るがない。
そう思える方が、
『機能価値』までもが
うまくいくようになるんだ。
「『存在価値』を満たせば
『機能価値』まで満たされるようになる。
決して逆じゃない。
売上をあげたり、
会社からの評価をあげて
『機能価値』を満たしてから
『存在価値』を高めるんじゃない」
「そんなことをしなくても
十分既に
『存在価値』
があることに気づくことなんだ。
そうですね。
つい、
『機能価値』(Doing)
(=売上や会社からの評価)
を満たせば、
『存在価値』(Being)
が満たされると思いがちですが、
逆なんですね(^^;
まずは、
自らの『存在価値』を満たして、
心の土台をしっかり作ることが
先決なんですね。
野口嘉則さんは、
心の土台づくりを、
パソコンのスペックにたとえられています。
パソコンの基本性能(存在価値)
が低い状態で、
さまざまなアプリ(機能価値)
をインストールしようとしても、
パソコンはフリーズして固まってしまい、
うまくいきませんよね。
「『機能価値』と
『存在価値』を
ごちゃ混ぜにしている限り、
心に平穏は訪れない。
ピラミッドの頂点にいる人と
下で支えている人を考えてごらん。
一番下の人は上を見て
ジェラシーを感じて心が揺れ動く」
「でもね、
一番しんどいのは一番上の人だ、
とアドラーは指摘している。
『下に落ちたくない。抜かれたらどうしよう。
一番でなくなったら自分には価値がない』
そう思って地位を守ろうと、
下の人より余計に心が揺れるのさ。
人と比べる。
つまり、上下、
優劣でものごとを考えている限り、
永遠に心に平穏は訪れない。
これをアドラー心理学では、
『縦の関係』と呼ぶんだ」
「そうではなく
『横の関係』で考える。
誰もが一人ひとりかけがえのない
『存在価値』を持っている。
そう考えるほうが
ものごとはうまくいくんだよ」
ほんと、そう思います。
ただ、日本(世界も?)の企業の多くは、
まだ、『縦の関係』で競わせる、
いわゆる競争原理が原動力になっているのが
実態です。
たしかに、
競争の中で勝ち残れる力のある人が、
会社を引っ張っていかなければ、
サバイバルの時代、
会社自体がなかなか生き残れないのが
現実だと思います。
しかし、
『横の関係』を重視した、
という本がベストセラーになるなど、
時代は刻々と変化しているような気がします。
ただし、多くの企業で実現するのは
少し先になりそうですが・・・
「~『自己肯定』ではなく
『自己受容』。
いいかい
『自己肯定』と
『自己受容』は違うんだ」
「『自己肯定』には理由が必要だ。
そして多くの場合、
その理由は
『機能価値』から引っ張ってくる。
売上ランキング上位という
『機能価値』を発揮している。
だから『自己肯定』する。
「つまり
『自己肯定』
とは条件付き肯定だ。
だから売上ランキング上位から滑り落ちて
条件がなくなってしまうと
『自己肯定』ができなくなる。
まさに
『機能価値』と『存在価値』を
ごちゃまぜにしてしまう考え方、
それが
『自己肯定』という考え方だ」
(中略)
「一方で
『自己受容』に条件は不要だ。
弱さや不足がある、
不完全な自分をありのまま受け容れる。
それが
『自己受容』だ。
『人間だもの。弱さもあるさ。
できないこともあるさ。
失敗もする。
でも、そんな自分をそのまま抱きしめよう』
そうやって、
飾らず自分を受け容れる。
それこそがつまり
『存在価値』を認めるということに
つながるんだ。
(中略)
「キミたちに必要なのは
『自己受容』だ。
『不完全を認める勇気を持て』
アドラー派の
ソフィー・ラザースフェルトの言葉だよ。
ボクの大好きな座右の銘さ」
たしかに、
不完全な自分をありのまま受け容れること。
すなわち、
『自己受容』は、
ある意味、
「勇気」が必要かもしれません(^^;
感性論哲学の、
芳村思風さんは、
「本物の人間」
の定義として、
「不完全性の自覚からにじみでる謙虚さを持つ」
と述べられています。
人間は、神様仏様ではありませんので、
不完全であたりまえ。
間違いも起こすし、
勘違いもする。
感情的になったり、偏見にも満ちています。
だからこそ、
短所や欠点があることを自覚することで、
謙虚さがにじみでてきますし、
より以上を目指して生きることにもつながるといいます。
なるほどですね。
実際に、
『自己受容』をするのは、
なかなか奥が深くて、
意外と難しいのですが、
年を重ねて、最近は、
幸せな人生を送る上で、
最も重要なテーマだと思うようになりました。
『自己受容』
一生かけて、
少しづつ深めていきたいと思います(^^;
今回も、
最後までお読みくださいまして、
有り難うございました。
次回に続きます(^^;