【ポエム集/化学療法からの贈り物】♦️拡散希望・署名にご協力を/京都の鹿を助けて下さい | 世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

✰10/4血液内科病棟退院1年+214日目、生存中。♦️Japanは世界畜産動物福祉ランクが最下位のGランクです。♦️10/4迄休みます








化学療法中 輸液ポンプ使用、抗がん剤点滴シタラビンと24時間持続輸液の2本立て



抗ガン剤点滴2日目の朝食後薬、イメンドカプセルは吐き気止めの内服薬、さらに抗ガン剤点滴の前に吐き気止めの点滴を受ける、毎食前薬のナウゼリンも吐き気止め






【ポエム集/化学療法からの贈り物】9篇




この記事の公開期間 2025.12.09から3日間




闘病期間は、2024年10月2日から2025年3月5日です





The gifts from chemotherapy






闘病中に生まれた詩

11月の作品/ラインナップ


女の子はみな乳牛のあかねちゃん

稲妻心臓を飛び交う

彼等に、末永くさちあれ

待機中

私の事など忘れて

オスヒヨコ殺処分じゃなく、単にオスヒヨコ殺し

今日まで平和

ナイチンゲール的には

景色なし






2024.11.03

「女の子はみな乳牛のあかねちゃん」


おっとりとした少女に帰りたい
最後にたくさん働いて
済んだら少女に帰る


絶対に


もう、チャキチャキすることに疲れた
全部に疲れた


おっとりとした少女に帰りたい
最後にたくさん働いて
済んだら少女に帰る





(✰2024.11.03 「文化の日」に詩作す、あかねちゃんはアニマルライツセンターの記事で報告された乳牛の名です)




2024.11.03

「稲妻心臓を飛び交う」


16:00
看護師さんを呼ぼうと思ったら胃が痛くなった
心臓までキリッと痛んだ


暫くおさまるまで
待つことにした


体拭きのタオルを貰うことになっていた



16:30

胃は痛くない
さっきまで
「タオルを2枚だけ下さい」と言おうと思っていた


さっきまで
「着替えのパジャマの上が無いので
バスタオルも無いので
下さい」と言おうと思っていた


でも やめた


努力はもうやめた



心臓が今キリッと痛んだ

7回目だった


合計11回心臓に稲妻が走った


心電図をとって貰って以後
それらは消えた




2024.11.04

「彼等に、末永くさちあれ」


認知症を患った母が他界した時
これが死ぬということなのだと
私は分かった気がした
あの時、頭では理解していたのだ


だけど、今度の私の病気は
母の死のさらに上級編だった
こんな水際まで死が押し寄せて来るなんて
私は真の怖さを分かっちゃいなかった

今、半分くらい理解できた、死ぬとはどういうことなのか


そんなギリギリの世界を知らずに
生きている赤子のような人達に末永くさちあれ
嫌なものを見ない人生を
ずっとずっとおくれますように




2024.11.05

「待機中」


明日 退院です
車椅子のレンタルの件
待ってて下さいと言われたまま


明日 退院です
13:00過ぎたけど
ヘアカットも言いますから
待ってて下さいと言われたまま


14:00から飛び入りの骨髄穿刺
こいつが悩ましい


あんた
何故
今
出て来んのさ


ヘアカットの日程
苦労して苦労して組んだのに


は〜
私は準備できてるのに


この無駄に流れている時間は何だ?





2024.11.05

「私の事など忘れて」


もう ほっといて下さい
私の事など
忘れて下さい



食事が多過ぎて食べられない
一日三食は多くないですか?



時間が来たら配膳車が来る
時間が来たら食べないといけない
食べたくなくても
時間だから食べないといけない


一番食べ物を不味くするシチュエーションだ


入院生活は
食べたくないときに配膳されるという
残念なことの繰り返し


病院の食事で美味しかったのは
ミカン(缶)の潰したやつ


あとは無い



もう ほっといて下さい
私の事など
忘れて下さい



規則通りに
ロボットみたく
食べこなす私ではありません


私の胃にはちゃんとした事情がある


だから
もう ほっといて下さい
私の事など
忘れて下さい


今夜は
私の担当者がいない夜でありますように




2024.11.06

「オスヒヨコ殺処分じゃなく、単にオスヒヨコ殺し」


生まれることは喜びなのに

祝福されないひよこたちが


ベルトコンベアーに乗せられ戸惑っている



人類


赦さん




人類、赦さない

画像/Freepik





2024.11.12

「今日まで平和」

※抗ガン剤を投与された私の実感



今日は早く寝たい
明日は明日
今日が平和なんだからいいじゃない


抗がん剤治療が明日から再開する
主治医から薬名を聞いたけど
私は抗がん剤の事はあまり調べたくない


抗がん剤は殺し屋
殺しを生業とする者と
抗がん剤は酷似してる


暴力的、反道徳的な世界を生きる人間を
感情無しで描写してゆく
それがハードボイルド小説らしい


優しさ、人間らしい感情、当たり前に備わっている道徳
それが欠損した人間を主人公にしている


己が生きることに執着し
途轍も無い規模の金に執着し
その為なら機械になり人の生きることを奪う


暴力と無感情を生きる殺し屋と
抗がん剤は酷似している


抗がん剤の破壊力
抗がん剤の非情さ


私は一週間攻撃されたから
その冷血な恐ろしさを知っている


抗がん剤治療が明日から再開する
主治医から薬名を聞いたけど
私は抗がん剤の事はあまり調べたくない


抗がん剤は殺し屋
殺しを生業とする者と
抗がん剤は酷似してる


もし、抗がん剤が血管ではなく
街へ放たれたなら
どこも廃墟と化してしまうだろう






2024.11.15

「ナイチンゲール的には」


隣のベッドには静かな患者さんがいい


いつまでも騒いで


私は今朝から急に具合が悪くなった
抗がん剤治療のせいだと看護師さんから言われた



私のせいじゃない


吐きそうで

しんどくて
力が出なくて
少し頭が痛いから
ベッドで寝てるしかない


なのにいつまでも騒いで



ナイチンゲール的には
こういう状況は看護師が改善しなきゃいけないはずだ


なのにいつまでも騒いで
看護師も一緒に騒いだりしている


私はカーテン1枚こちらで
額にウェットティッシュをのせ
耳を塞ぎ
うめいているしかない


うめいているしかないのだ



隣のベッドには静かな患者さんがいい




2024.11.29

「景色なし」


たまたま私が血液検査を望み
それが異常値を示していた
町医者は
古いダイヤルが繋がらなくて
区役所を介して私に連絡して来た


直ぐに来院するように言われた


暑い日だった


洗濯できてなかったので
ある物を着て行った


これが血液内科を受診した初めての日


町医者は入院を口走っていたが
果たして
骨髄穿刺の結果
私は入院することになった


あれが9月の終わり


今11月の終わり

確実にふた月過ぎた



私は今 どの辺りにいるのだろう?

さっぱり分からない


死にそうなのかどうかも分からない


死にかけてるのかも分からない


今見てることは
そのまま あの世への土産になるかもしれない


母と同じだけ生きれなかった不幸を
お赦し下さい



あれは9月の終わり


今11月の終わり
入院してるうちに
無菌室にいるうちに
確実にふた月過ぎた



私は今 どの辺りにいるのだろう?
さっぱり分からない


なんの景色も見えやしない








初出記事 2024.11.04
初出記事 2024.11.06

初出記事 2025.02.07

1月の詩「農場の巡回 」

3月の詩「無菌室で夢を見た」



詩9篇を投稿した。ずっと詩集が作りたかった。今回、抗ガン剤治療からたくさんの詩を貰った。これこそ詩集にしないといけないと思った。抗ガン剤治療は成功したけど、私の入院生活の最後は酷かった。だから、詩集自体も綺麗に終わるわけがなかった。退院後もその余波が続いたが、ここは退院日でバッサリと切るべきだと思った。勢い、最後の詩がカオスなものになった。退院4日前に生まれた詩。この入院生活を象徴するようなものだから、これでいいのかも知れない。私が闘病した病院が解体される。こんな衝撃的な事は無かった。




12月の詩8篇、1月・3月の詩7篇、後日投稿します。次回通院日は12月22日。血液検査と大嫌いな骨髄穿刺があります。その日までに12月の詩をまとめたいと思います。





楓摩ゆみ♦️プロフィール
大阪生まれ、大阪育ち。2003年から2007年まで奈良市で一人暮らし。詩人、俳人(血筋)、柳人。動物愛護活動家。元看護師(産婦人科・精神科・手術室)。2025年3月、抗ガン剤治療後白血病より生還。好きな武道は合気道。大阪文学学校本科修了生。現代詩人青木はるみの指導を受ける。故青木はるみ先生(1933年8月4日 - 2022年5月10日)は、私の詩作に初めて介入した人。好きな詩はアルチュール・ランボーの「“居酒屋みどり”で」「谷間に眠る人」、石川啄木の「夏の街の恐怖」、「マザーグース」。✰入選作「マグリットの城壁-一ファンのささやかな不服-」、「骸骨の心理」、「口の中は荒野」




大阪文学学校 Wikipedia


青木はるみ Wikipedia






拡散希望
京都市で鹿が殺されています。残り27頭です。署名にご協力下さい。






誤字脱字ありましたらすみません。読んで頂きありがとうございました。