
日々更新中の記事です
11月3日から
http://www.haisi.com/saijiki/11gatu.htm






十一月ノ三
「悲しきチャームポイント」
屠殺場形美しき兎耳積まれをり11/3
《読み方》とさつじょう/かたはしきとじ/つまれをり

https://jp.pinterest.com/pin/ARMdYp3CfKFAKmwh2dW6rKvFtT-wixq6x_SHbR8USv-Sp3IeUjVLa30/
動画の中の屠殺場で見たショッキングな景を詠んだ。耳は要らないんだ・・・と思った。人間の強欲さに絶句した。※日本の屠殺場ではなかったかも知れない。
現在、「とじ」という読み方は、四字熟語の中で使われるようだが、明治時代まで遡れば、「兎耳」を普通に「とじ」と呼んでいたのではないかと思う。文法的には、「兎耳」を「とじ」と読んでも間違いではないと思う。戦後の教育を受けた私達は語彙が乏しい。明治時代に使われていた沢山の日本語が教えられなくなったせいだと思う。私達日本人がどれだけ素晴らしい言葉を失ったのかは、古典を読むと分かる。書物の中に現代日本人が失くした日本語が残っている。
十一月ノ四 立冬一日目
「子豚の歯切り」
立冬や子豚の嗁呼(ていこ)やまぬなり11/7
「嗁呼(ていこ)」は、泣き叫ぶこと、または激しく泣くことを意味する言葉。

https://jp.pinterest.com/pin/9148005520947095/
歯科で抜歯の準備をされている時、また、養豚場の子豚の事を思い出した。子豚は麻酔無しで歯を切られる。1本や2本ではない。どんなに泣き叫んでも、切られ続ける。泣き止まない子供のように、振り絞って泣いても、子豚のこの残酷な通過儀礼は免除されない。子豚は尻尾も切られ、去勢もされる。もちろん、麻酔無しである。採卵鶏の雌ひよこも子牛も子羊も麻酔無しで、外科的処置を施される。一部に、麻酔を使用して下さる農家さんもいるが、大半が麻酔無しでやる。畜産の世界のこの残酷な所業、やめさすことはできないのか。そんな事を毎回考える、人間さまの抜歯なのだった。
子豚に行われる外科的処置
2025.10.29 Kinder World
https://youtube.com/shorts/IyOljIoosWc?si=x90U2rG9y8mevp0I
十一月ノ五
美(は)しき鶴の子はもふもふよ枯葦原11/14


着想源となった動画
2016.05.18
https://kigosai.sub.jp/001/archives/3304
十一月ノ六
隠れ処へ鼠(ねず)咥え飛ぶ鼬かな11/15

https://weathernews.jp/s/topics/201907/220165/amp.html
季語一覧を見ていて、ふと鼬と遭遇した時のことを思い出した。鼬は鼠を咥え走っていた時、道を歩いて来た私に驚き、鼠をほって逃げた。私の前には傷だらけになり(多分)気絶している鼠がいた。私はその場を通り過ぎた。そして、鼠がいる場所からだいぶ離れた時、振り返った。何処かへ逃げたはずの鼬が私を見ていた。鼬は鼠の所まで戻り、鼠を咥え、私の方へ走って来た。私は慌てた。ヤバイと思った。すると、鼬は方向を変え、来た方へ走って戻って行った。私は安堵した。鼬は少し西へ走ると、急に方向を変え、南へ走って行ってしまった。そんな体験を思い出した。繁華街の裏の街の中での話。
📝鼬の句
鼬走るあの夕光(ゆうかげ)の幼き日 金子兜太
鼬また来しか霜夜の鶏騒ぐ 鈴木友清
鼠くはへて走るいたちと夏木の傷 丸山海道
📝古語の意味
(学研全訳古語辞典 学研教育出版より引用)
と・ぶ 【飛ぶ】
自動詞バ行四段活用
活用{ば/び/ぶ/ぶ/べ/べ}
①空を飛ぶ。
②空中に舞い上がる。
③跳躍する。はねる。
④走る。かける。
出典枕草子 ねたきもの
「簾(す)のもとに止まりて見たる心地こそ、とびも出(い)でぬべき心地すれ」
[訳] すだれのところに立ち止まって見ている気持ちというのは、走り出ていきたい気がする。
十一月ノ七
「今日も平和」
雪道に出る木狸に嗅がれけり11/19
今朝見た動画で詠んだ。狸が雪の中をマイペースで歩いていた。寄り道しながら家へ帰る子供の頃の自分を思い出した。日本で生きている罪の無い動物たちの日常を守りたいと思った。
着想源となった動画
🦝狸を詠んだ有名俳句
枯野原汽車に化けたる狸あり 夏目漱石
かりくらの月に腹うつ狸かな 飯田蛇笏
今戸焼の狸腹を出し冬浅く 長谷川かな女
※「かりくら」は「狩猟をする場所」。「狩倉」「狩座」と書かれ、「狩場(かりば)」と同じ意味で使われる。
十一月ノ八
風花や取上げられし子牛追ふ11/21

母牛の悲しみでできたミルク
子供を守ってやれない親なんているだろうか? 私の母は強くて、辛い時はいつも母が助けてくれた。何があっても、母がいれば大丈夫だった。それほど、母、親は、偉大なのだ。しかし、畜産動物は人間に支配されている。だから、産んだ子供が持って行かれても、母親はどうする事もできない。誰かを犠牲にして、他の誰かがいい思いをする。こんな馬鹿げた事があるだろうか。こんな酷いことをしてまで、私達は牛乳を飲まないといけないのか? この地獄行きを指している行いは、やがて相応の場所に罪人たちを連れて行く。それが、せめてもの救いなのだろうか? 人間がやめればいいだけの話なのに。
ミルクを取る目的だけに、母牛に出産させるなどとは鬼畜の行為である。ミルクさえ手に入れば何をしても構わない、わけが無い。
十一月ノ九
檻の熊の周りを子熊風冴ゆる11/22

https://jp.pinterest.com/pin/13651605115411966/
俳句は日本の熊を詠みましたが、画像はBlack bear。あまりに微笑ましいのでこの画像にしました。彼らには彼らの生活があります。野生動物の領域を守り、人と熊が棲み分けができるように、人がちゃんと考えないといけなかったのです。熊被害の一つの要因となった森林破壊。それをする時に、金に目がくらみ過ぎて、いつか今のような事態になると、予測できなかったのでしょうか? (熊の個体数が増え過ぎたのも要因の一つですが、何故、それに対処しなかったのでしょうか?)
十一月ノ十
秋の水猪豚と犬並び飲む11/23

2025.11.21 Kinder World
https://youtube.com/shorts/f_Fm0CkQEVQ?si=yGbMdv8yz8qk2n2l
地球のお友達
今日見た動画で詠んだ。地球に生まれて来て、地球のお友達ができるというのは嬉しい事だよね、と思った。鳥とか哺乳類とか関係ないのが、いい。コミュニケーションを取れているのが凄い。
虎河豚のゲノム編集を調べていたら、他のゲノム編集の記事が目に入った。豚がゲノム編集されているらしい。以下、AI概要を引用。人間は何をやっているのかと唖然とした。
十一月ノ十四
兼題/襟巻で詠む
毛皮のための殺害 残酷な殺し方
アニマルライツセンター
https://www.no-fur.org/%e6%af%9b%e7%9a%ae%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e6%ae%ba%e5%ae%b3%e3%80%80%e6%ae%8b%e9%85%b7%e3%81%aa%e6%ae%ba%e3%81%97%e6%96%b9/
首折られミンク襟巻となりにけり11/28
檻を出て狸地獄に着きにけり11/28

断末魔のミンクの襟巻売られけり11/28
ネット俳句の募集の〈兼題/襟巻〉で詠んだが、投稿できそうにない。首を折るとか、断末魔とか。無理だ。人間がやっている事なのに。投稿句にならない段階で、彼らがヤバイ事をしていると証明された。彼らは需要があるからやめない。誰がこの凄まじい断末魔の地獄を見た動物たちの毛皮を欲しがっているのか?



























