
八月の句
浮見堂鹿雨やどる白雨かな8/15
二句一章、切れ字「かな」
寝相よき母豚子豚星月夜8/16
二句一章
中雛に鶏冠生へたり秋の風8/17
二句一章、助動詞「たり」
黒猫の伏したるままや床涼し8/18
二句一章、切れ字「や」、助動詞「たり」
雀らに餌付けする人秋の雨8/19
二句一章
高層階メンズコスメへ蟻の道8/20
二句一章
知床の旅人熊に菓子撒けり8/21
一句一章、助動詞「り」
漢民族大和の鹿を蹴回れり8/22
一句一章、助動詞「り」
鹿好きの人ばかりなり奈良の秋8/22
二句一章、助動詞「なり」
食止(くひさし)の柿の木に居る鶫かな8/24
一句一章、切れ字「かな」
縋付く猫の爪痕秋の薔薇8/25
「近鉄奈良駅前」
秋まひる行基広場に親子鹿8/26
二句一章
離るる子子犬見送る秋の暮8/27
一句一章
北山椒魚生き埋めにしてメガソーラー8/28
一句一章、字余り
はらぺこの鳥見つけたり木守柿8/29
二句一章、助動詞「たり」
心友の雄牛馳せ来る秋野かな8/30
一句一章、切れ字「かな」
全句に留意していることは以下の3点
・省略を効かせているか
・写生ができているか
・語彙力を発揮しているか
プロの俳句を何千句も読んで、以上の留意点に気付きました。
【楓摩ゆみ】
大阪生まれ、大阪育ち。俳人、柳人、詩人。2003年から2007年まで、奈良で暮らす。御先祖が岡山県津山市鶴山城に勤めていた俳人。御殿様に俳句を教えていたらしい。2022年から、アニマルウェルフェア、アニマルライツを意識した動物俳句を詠むようになった。特選獲得6回、秀逸多数、佳作多数獲得。影響を受けた俳人は鈴木花蓑、石橋秀野、芥川龍之介。元看護師。白血病サバイバー(観察中)。アニマルライツセンター会員。旧「狩」会員。現在は俳句結社に所属せず。2025年からの投稿は「俳句ポスト」と「ネット句会」(5月から参加、8月で終了)のみ。
署名活動にご協力をお願いします。


誤字脱字ありましたらすみません。読んで頂き、ありがとうございました。
