【2025年3月〜12月】俳句をまとめました。今年は415句詠みました。 | 世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

世界畜産動物福祉ランク最下位Japan、遅れ過ぎやろ?!《元ナースの動物愛護と白血病のブログ》

✰10/4血液内科病棟退院1年+214日目、生存中。♦️Japanは世界畜産動物福祉ランクが最下位のGランクです。♦️10/4迄休みます








夏井いつき先生選


啓蟄や癌闘病に放免日 楓摩ゆみ


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夏井いつき先生選


土筆たち誰も喋らぬ厨かな 楓摩ゆみ


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夏井いつき先生選


子牛小屋ですることもなし夜の秋 楓摩ゆみ

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夏井いつき先生選


鳴兎眼にいつぱいの朝の露 楓摩ゆみ





3/1〜3/5

161.ねじ込まるる狭所恐怖のケージ鶏3/1
162.六度八分病室の外(と)は暖かし3/1
163.寒戻る牢屋の如き無菌室3/1
164.啓蟄や癌闘病に放免日3/2 兼題句【入選句】俳句ポスト・並選
165.春地獄金にする豚虐め抜く3/2
166.膳に乗り無菌室入り雛あられ3/3
167.春眠へ落ちかかりては床の上3/3
168.殺処分ありきの畜産飛花落花3/4
169.春の雨看護師われを忘れけり3/5


今年の入院俳句169句にて終了
期間1/1〜3/5
64日間詠む


2025/03/05 13:00 血液内科病棟退院


3/6詠まず


啓蟄

耳たぶら悲鳴をあげぬ春北風3/7
外(と)に出れば地獄ばかりや風光る3/7兼題句
猥褻画流す電視台夜半の春3/8
再発患者もどる処なし死人花3/8
泣寝入る春の闇かな養豚場3/9
沈丁花くその寝床に仔牛死す3/10
土筆たち誰も喋らぬ厨かな3/12 兼題句 【入選句】俳句生活・人
花に月檻の獣ら泣疲れ3/14
うらうらや灰猫枝に正座せり3/15
風光る皿のチキンに鶏の影3/16兼題句
春の闇ちぶさを探す子豚かな3/18

飛花落花養鶏場に散れる足3/19



春分

われずっと無菌室の外若葉雨3/20

青チューリップ生還すれど死にたくて3/21

姉の使ひ忘れし弟除夜の鐘3/22

実験室とは無縁の猫や長閑なり3/23

犬肉祭とは無縁の犬や花吹雪3/23

べーコンに乳首ありけり桜雨3/28

きさらぎや猫出口探す実験室3/28

きさらぎやわれ出口探す無菌室3/28

うさぎ猫狩らるる星で目借り時3/30

さみだれや母豚歩む道の外3/30

咳く人に咳かるる人の冷たさよ3/31


あわび・なまこに触るべからずや磯遊4/1兼題句

春の月雛らのた打つ養鶏場4/3



清明

春寒き農場手当てされぬ牛4/4

夏至光や茹で殺さるる鶏ら4/5

玉中に混ざる石ころ新社員4/10

春の雷口中ほんの少し腫れ4/11

植込みのあちらこちらに馬酔木かな4/11

四月の餓鬼ら玄関ホールでほたえをり4/12

駆り出さるる子羊たちや春の雨4/13

人間ら愛らしき海豚血染めにし4/15

誰が仕業ひととこに花菜チューリップ4/16

ノン・クリスチャンは夾雑物かな復活祭4/17

医療過誤されてみつきや躑躅咲く4/18

夏至の道乳飲み仔牛ら駆り出さる4/19



穀雨

ケージ鶏死すわれ闘病死す春の雨4/21

夕牡丹蜂の仕事の長きこと4/22

面接地ヒールで歩く青田中4/23兼題句

悄気てをるペンギンの展示春ともし4/26

剪毛期羊投げ落とす床の上4/26

永き日や開口呼吸のブロイラー4/30

永き日や担当をらぬ癌患者4/30

行く春や実験待ちの籠の猿4/30

鵞鳥らを並べ肝抜く立夏かな5/1兼題句

鶏を追回す子豚紅躑躅5/1兼題句

水槽に鯱海の水温む頃5/1兼題句

穀雨のニュース コアラ七百頭を駆除5/1兼題句

病める鳥歌ふや春の夢の中5/1兼題句

永き日のペンギン無為に過ごしけり5/4

家鴨の為散らしを配る暮春かな5/4

炎熱の輓馬路上に崩れけり5/4

糞塗れの牛のミルクや蠅生る5/4



🌿立夏

駆上がる捨身の馬や見手涼し5/6兼題句

鶏は売物なれど蹴られけり5/8

理事長を論破せしへ赤カーネーション5/11

糞尿農場メタンガス出す炎暑かな5/12

夏の灯や大量の雛捌かれて5/12

母の日やみなしごばかりのカウハッチ5/12

鶏に更の敷料夏来たる5/16

黒南風や人工授精さるる牛5/16

弾む如夏山駆ける子鹿かな5/17

外(と)にやるや米粒ほどの夏の虫5/18

母より出れば孤児(みなしご)となる子牛かな5/20

鶏の死骸食おうと誘ふ役者かな5/20



小満

子牛小屋ですることもなし夜の秋5/22 兼題句【入選句】俳句ポスト・並選


「2025年、日本」

地を覆ふ異国の花や美女柳5/22


金網より草へ手伸ばす子熊かな5/24

傷心の牛に吸付く搾乳機5/24

夏野原牛に食はるる謂れなし5/28


「日本のKFC農場」

解剖さるる仲間見てゐるブロイラー5/28


泥状の敷料に臥すブロイラー5/31

罪の無き兎は皮を剥がれけり5/31

健脚のダックスフント梅雨晴間6/1兼題句

平和なり菖蒲の葉には雨蛙6/1兼題句

五月闇付番されたる牛の群れ6/2兼題句

ぽたぽたと雀糞する露台かな6/2、6/3兼題句

B5サイズの鶏の寝床や熱帯夜6/2、6/3、6/4、6/6兼題句

牛泣けど捌かれてゆく酷暑かな6/4    

束の間の自由得し熊撃たれけり6/4



芒種 11

八月や内臓脱の血の卵6/8

クーラーや縫ひ付けらるる子猿の目6/8

火事の跡途方に暮るるカンガルー6/13

初夏の風撫づるびしょ濡れ子牛かな6/13

開戦日実験室の子豚たち6/13

遠花火卵産みつつ死ぬる鶏6/13

おとなしきブロイラーたち熱帯夜6/13

海知らず繁殖の赤ちゃんイルカ6/17

ふれあひカフェ監禁されし春の獺(うそ)6/17

海住まひの海老捕らはれて捥がれけり6/17

夏海や砂地を歩むロブスター6/18



夏至 17

寒灯下牛奪ひ合ふオークション6/21

W杯前の野良犬掃除夏至の街6/21

河馬の背に立ち白鷺の川渡り6/25

流行らぬ店水槽のベタ動かざる6/25

鶏の頚捩づる男や終戦日6/29【入選句】俳句ポスト・並選

夏の夜や病鶏食へば病人に6/29

血を垂らす闘牛夏の夜の悪夢7/1✰

原爆忌ラボに猿の子生まれけり7/1

繁殖にて生まれし子鯱死ににけり7/1

車中の犬出口を探す炎暑かな7/2兼題句

しっかりと葉っぱ掴むは空蝉よ7/2兼題句

廃棄用トマト頂く河馬らかな7/2 兼題句

炎熱の棚や二万の雌鶏(めどり)たち7/2兼題句

大西日犬救ふサインまたひとつ7/2兼題句

猛暑日の警告音や大鶏舎7/6

拷問され臓器取らるる家鴨かな7/6

ネグレクト犬優しき顔に春ともし7/6



小暑 4

アヴィアジェン社の廊下冷たし鶏の死骸7/12

七月や通り這ひずる負傷牛7/15

子犬らを売るチラシかな秋の風7/18

檻の獣衰弱死待つ旱かな7/20



大暑 19 

八月や羊ら並ぶ屠殺ライン7/22

朝の風吹き敷く家や蝉時雨7/23

ゴミ出せば床に倒れぬ蝉時雨7/23

がん治療ゼリー主食となりにけり7/24

夏の子牛ロデオに放り込まれけり7/25

夏空や体重たきブロイラー7/26

縮こまるラボの檻の犬寒燈下7/27

鳴兎眼にいつぱいの朝の露7/30 兼題句【入選句】俳句ポスト・並選

一息に皮膚を剥がるる兎かな8/1

原爆忌ぎゅうぎゅう詰めのひよこたち8/1

金魚悲し水淀みゆくプラボトル8/1

運動場で喘ぐ牛らや夜風死す8/3兼題句

フランスの鯱逃せし須磨のプールかな8/3兼題句

向日葵や蜂蜜禁の零歳児8/4兼題句

失ひしは夏の波かな蟹水槽8/5兼題句

春夕べ殴殺さるるひよこかな8/6

中国人神鹿に紙食はせをり8/6

夏号や初ページ飾る保護鶏ら8/6兼題句

ソーダ水看護師時代と違ふ味8/6



立秋 13

日射病の馬働かす男かな8/13

八月やぼろぼろのひよこさ迷ひて8/14

浮見堂鹿雨やどる白雨かな8/15

寝相よき母豚子豚星月夜8/16

中雛に鶏冠生へたり秋の風8/17

黒猫の伏したるままや床涼し8/18

雀らに餌付けする人秋の雨8/19

高層階メンズコスメへ蟻の道8/20

大洪水木槿の花も流れけり8/20

涼さや木槿に寄れば風の中8/20

知床の旅人熊に菓子撒けり8/21

漢民族大和の鹿を蹴回れり8/22

鹿好きの人ばかりなり奈良の秋8/22



処暑 16

食止(くひさし)の柿の木に居る鶫かな8/24兼題句

ピッグ・スクランブル子豚なぶらるる落葉中8/24

春の昼農家に血染めの子羊ら8/24

長き夜や立通しなる跛行牛8/24

縋付く猫の爪痕秋の薔薇8/25

秋まひる行基広場に親子鹿8/26

離るる子子犬見送る秋の暮8/27

北山椒魚生き埋めにしてメガソーラー8/28

はらぺこの鳥見つけたり木守柿8/29 兼題句「俳句ポスト」類想(選外)

心友の雄牛馳せ来る夏野かな8/30

秋の夜や産院の庭歩く猫8/31

裏町の店見つからぬ飛燕かな9/1

日出づる国鰻に魚粉与へをり9/2

神鹿に跨る愚かな男かな9/3

台風や鹿踏ん張れる風(かざ)おもて9/5

夜の寺石段のぼる百足かな9/6



白露

咳をする病気の鶏ら売られけり9/8

足つかぬプールにマウス溺れをり9/8

触れ合ひのあと消ゆる春のひよこかな9/8

月影や実験施設の外(と)にマウス9/9

公営の空き家に蟷螂(たうろう)暮らしをり9/11

金秋や鶏に賜る良き卵9/12

秋分の日蚊遣香焚きも仕舞ひなり9/13

秋の空遺伝子組み換へ蚊の大群9/13

プラ皿にぱさぱさの鮭クリーン食9/14

夕闇や牛コスモスと別れゆく9/16

見せられて貰へぬお煎鹿鳴けり9/18

秋うらら客はもっぱら痩せ雀9/19

その場所に母馬の匂ひ秋の草9/20

緑色(りょくしょく)の猛毒染むや岩の牡蠣9/21 兼題句「俳句ポスト」類想(選外)



秋分

迷ひなし軽鳧の子母のあとを飛ぶ9/23

躊躇ひの軽鳧の子池に飛び落ちぬ9/23

染料に投げ込まれ鳴く雛らかな9/23

カラ―ひよこ袋の穴より息をせり9/23

眠らせて切る赤子の爪春うらら9/24

血に染まる羊の毛刈る男かな9/24

いつも通りの鶏舎の夕べ外(と)には秋9/26

フィヨルドに鯨や歓呼の日本人9/27

無菌室謎の魚「ホキ」を睨みをり9/28

和布食む電磁波より身守らむと9/29

鶴の雛規制緩和の音の中9/30

ケージより出るは頚だけ秋あわれ9/30

藪蘭や縁石に休む我(わ)と荷物10/1

出てみれば狐の松明夜の犬10/2

公園に鹿行けば頭蹴られけり10/4

表参道YOUTUBERに鹿蹤き来10/4

ママの背に乗合ふスワンの雛らかな10/5

ペンギン舞ふ鯱数頭の群の中10/6

増ゆる藻やおもちゃで遊ぶ海豚たち10/7



寒露

獣医学生に子牛笑はれ秋の雨10/9


「フランス マリンランド・アンティーブ」

ひもすがら藻浮かぶプール親子鯱10/10


竜田姫そっと差出す鹿せんべい10/11


「宮城県大崎市」

冬隣ぼっちの子熊さまよへり10/12

気絶させて貰へぬ牛の息白し10/13

母鹿の舐むや真黒な濡れ子鹿10/14

熊めくが月輪熊を食ひたがる10/15

稲雀大阪の移民止まらざる10/17

死の手もてにほへる少女仔鹿撫づ10/18

ネグレクトのわんこは天へひつじ雲10/20

銀杏黄葉家犬止まる御堂筋10/21



霜降

菓子売場の真黒な人や秋ともし10/23

羸痩の熊彷徨へり街の中10/30

芯冷ゆる子猫打たるる氷雨かな10/31

鹿が芝はむ音低き冬至かな11/1  兼題句

饑るさや母に遅れぬ子熊たち11/2

屠殺場形(かた)美(は)しき兎耳(とじ)積まれをり11/3



立冬

立冬や子豚の嗁呼(ていこ)やまぬなり11/7

美(は)しき鶴の子はもふもふよ枯葦原11/14

隠れ処へ鼠(ねず)咥え飛ぶ鼬かな11/15

雪道に出る木狸に嗅がれけり11/19

風花や取上げられし子牛追ふ11/21



小雪

檻の熊の周りを子熊風冴ゆる11/22 兼題句

秋の水猪豚と犬並び飲む11/23

河豚あはれ食思のブレーキ壊れをり11/25

豚の臓器移植して人死ににけり11/26

豚の欠片二つパックのスパゲティー11/26

辛き時較ぶや鵞鳥のガバージュと11/27

首折られミンク襟巻となりにけり11/28 兼題句「Web投句箱」選外

檻を出て狸地獄に着きにけり11/28

断末魔のミンクの襟巻売られけり11/28

無菌室マフラー仕舞ふクロゼット11/28 兼題句「Web投句箱」選外

三度目の蹲みで鵙は冬空へ12/3

信貴山のバスを逃して熊の道12/6



大雪

冬山の獣巻込む火攻めかな12/11

奈良の鹿守らる京の鹿狩らる12/12

溝蓋に閉眼のめじろ鮮やかに12/13

脚ちぎり逃げ出す鹿やくくり罠12/16

北風や腫れいや増せる鹿の皃(かほ)12/16

潮氷まなこ死にたる鱵かな12/20 兼題句



冬至

しかと紐独楽に巡らすおととかな12/22 兼題句

夜の火事寝起きの豚ら呑込めり12/22

みなしごの海猫の雛逃げ惑ふ12/23

雷鳥の放たれてより敵の影12/24

風吹いて顔腫れ鹿へ木の葉かな12/25

紐這はす独楽の木膚(こはだ)の硬さかな12/26 兼題句

別世界より小鳥来る水場かな12/26

白血病患者鹿に逢はむと初電車12/27

大北風や警官の書類はためけり12/27

柿畑に熊ゐすわれる冬夜かな12/30

鹿の群れ寝耳にきくや除夜の鐘12/31






退院後に詠んだ俳句は246句です。

いつ終わるとも分からぬ日々。直近の作品だけでもと思い、まとめておきました。

入院中に詠んだ俳句は時間があれば、別にまとめます。










誤字脱字ありましたらすみません。読んで頂きありがとうございました。