【今朝の一句】
春の雨王の帽子の鍔(つば)に落つ
今年の元日
に書いた『朝の言霊』で、私は今年は韓国時代劇を沢山観たいと書きました。今、通算4本目の韓国時代劇を観ています。私は、2年前にたまたま『逆賊ー民の英雄ホン・ギルドンー』(2017年作品)に出会ってしまい、もっと韓国時代劇が観たいと思うようになりました。私はまだ韓国時代劇視聴一年生
です。マイペースで自分の好きなドラマを見つけて、1本1本を大事に観て行きたいと思います
。
今観ている韓国時代劇は、歴史エンタテインメント大河ドラマ『トンイ』(2010年作品)です。このドラマは最下層の身分から朝鮮王朝・第19第王・粛宗(スクチョン)の側室となり、後の第21代王・英祖(ヨンジョ)の生母となったトンイの波瀾万丈

の生涯を描いています。
王・粛宗(スクチョン)は度々視察に出ます。そして、第11話で市井に視察に行った時に市場にいたトンイと出会います。王がトンイと話している時(トンイはこの方が王だと知りません。王が自分は判官だと偽っているからです。)、王の被っている笠(カッ)と呼ばれる黒い帽子の鍔に水滴
が幾つも乗っているのが見えました。私はそれがとても気になって仕方ありませんでした。次の場面ではひさしから滴が垂れていました

ので、ああ、やっぱり雨が降ってるんだと思いました。そんなに酷い降りではありませんでした。いい感じの雨だなと思いました。最近、私も雨に濡れました。ドラマの場面と季語「春の雨」
を合わせて詠んだのが冒頭の俳句なのです。
私が今まで投稿した俳句の中で、イマジネーション
を大いに働かせて詠んだ句は尽く落選しました
。今朝冒頭に置いた俳句もその部類に入ると思います。ただ過去に一度だけそんな部類の句が選に入った事がありました。ちょうど中国史劇『武則天-The Empress-』(2014年作品)を観ていた時、私は秋
の季語「蟷螂(たうらう)」を使い俳句を詠みました。「たうらう」と書いて「とうろう」と発音します。字の通りカマキリの事です。「蟷螂(たうらう)や則天武后の笑ふ顔」········。これが俳句専門誌「俳句」
の令和俳壇で佳作になった句です。私が則天武后(=武則天)に会えるはずがありません。この俳句は、実際に間近で見たことがあるカマキリと、則天武后が不敵な笑みを浮かべているドラマの場面写真を取り合わせたイマジネーション
の産物です。私はこれが認められてとても驚きました。
さて、読書が苦手
な私がついに本📕を開きました。数日前に『西遊記』🐒を読み始めました。私が入手したのは岩波書店の文庫本です。中野美代子さんの訳で全十巻あります。テレビドラマや映画で『西遊記』を観ました。それで、『西遊記』を解ったつもりでいましたが、やはり本をちゃんと読むべきだと思いチャレンジ
しています。大好きな物語
なので、全巻読み切りたいです

。
一つ豆知識を。中国人は同じサルでも、「猿(えん)」すなわちテナガザルの属と、「猴(こう)」すなわち主としてマカカ属とを厳密に区別します。ニホンザル(マカカ属)しか知らない日本人は、あらゆるサルを「猿」と書いてしまいます(以上、中野美代子氏訳『西遊記』訳注より)。「猿(さる)」と「猿(えん)」は違います。孫悟空は石ザル🐒です。石ザルは『西遊記』の原文では、「石猴」と書かれているそうですよ
。ではでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい

(檸檬)


