早春
ですね。まだ水道の水が冷たいけれど、暖房器具にしがみついていた私はもういません。前に書きましたが、1年の中で今の季節が私は一番好きです。少し強めのエアコンの冷気
の中にいる感じです
。
私の住んでいる街の梅はほぼ散ってしまいました。代わりに椿がそこいらに咲いています。まだ元気に咲いている紅椿
もあれば、茶色みが差している薄紅色の椿
もあります。薄紅色の方が先なんだぁ、と思いました。季節が一時も立ち止まっていない事を実感しました。
今朝は椿の句を詠みました。椿と言えば思い出す句があります。「鉄棒より落ちしわれかな落椿」·········。これは私の句です。「婦人公論」📖で俳人 矢島渚男さんが俳句の選者をされている時に、入選句
として掲載して頂いた作品です![]()
。ある日、赤い椿の花が地上に落ちているのを見つけました。街の中のマンションのような建物の脇の通路のような所だったと思います。もしかしたら細い道だったかも知れません。平成21年頃の事なので記憶がかなり薄れています。場所は大阪市の阿倍野。繁華街の裏道を自宅から駅の方へ向かって歩いていた
時に見た光景でした。あっ、椿の花が落ちてる。さぞかし痛かった事だろう。その痛さを私は知ってる。だって小学四年生の時、私は学校の鉄棒から落ちたんだもの。気が付いたらほっぺたが土の上にあった·········。こんな風に、見て
、思い出して
、落椿の句にしました
。この落椿の句は入選したので十分に評価された![]()
のですが、私が要らぬ試みをしたばかりにケチを付けられてしまいました
。
平成31年に、私は近鉄文化サロンの俳句教室を受講しました。俳句教室の講師は、俳句結社「かつらぎ」の副主宰 平田冬か
さんでした。受講してみたら、ただ句会をするだけなのだと分かりました。私はその句会に提出する新作
の俳句の中に、入選句
の落椿の句を紛れ込ませました。すると、落椿の句は平田冬かさんからも受講生からも選ばれなかったのです
。そして、平田冬かさんが、選ばれなかった句の中からピックアップして批評して行く中で、私の落椿の句も取り上げられました。平田冬かさんは「鉄棒から落ちたなんて、これは飛躍し過ぎだわ」、とおっしゃいました。この程度で飛躍していると言うなら文学なんてできませんよ、と私は思いました
。なので、「実は、これは矢島渚男さんが選ばれた句なんです」と種明かしをしました。すると、平田冬かさんはそれ以上自分の意見を押し付けて来る事はされませんでした。私は3回受講したのちにこの句会を去りました
。
さて、冒頭の俳句です。顔に葉っぱが被さっているちょっと可哀相な紅椿
を詠みました
。せっかくの美人![]()
さんが台無しでした。私は葉っぱを少し離してあげました。するとお顔が少し見えやすくなりました
。今回添えた写真はその椿のそばに咲いていた別の椿の写真です。ではでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい![]()
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。(檸檬)

