♨️ 仲乃湯


横浜地下鉄の阪東橋駅を降りると

横浜橋商店街があります



相変わらずの活気ですが

店の様相も4年前とは大分変わったかも





そこを抜けて、更に三吉演芸場のある三吉橋を抜けた住宅街の中にあるのが、仲乃湯です

残念ながら2月で閉業と聞き、やって来ました



この重厚感は只者ではない雰囲気を漂わせています

窓からは天井も垣間見えます



実はここ、「横濱建築」という本にも掲載されるほどの立派な建物で有名なんです



男女別の入り口を入ると玄関は中でつながっていますが、男女分かれている扉を開けると番台がありました



その脱衣所は広く、特に天井が結構高いです

しかもその重厚感たるや、キング・オブ・銭湯と呼ばれた北千住の大黒湯にも勝るとも劣らないような雰囲気です。飴色に黒く光る折り上げ格天井に加え、天井下の小窓や四隅に下がる行燈がなんとも粋です




中に入ると、正面には珍しい紅葉のモザイクタイル絵がありました



紅葉は葉が落ちることに重ねて、売上が落ちることを懸念して、紅葉の絵を描くことはタブーとされているので、こうしてあるのは実に珍しいです



その下には大きく3種類の浴槽で、うち左端は黄金色のような湯がありました。温泉かな?と思ったら薬湯で、この日はオレンジゼラニウムの湯だそうです。ややぬるめでゆっくりと浸かれます。毎日日替わりのようで、こうした老舗の銭湯には珍しいかも



更に浴場入口の脇に小さな扉があり、そこを開けると、落ち着いた雰囲気の露天風呂です。これもこうした銭湯には珍しいかもです。でも、サウナや水風呂はありません。そこは老舗銭湯らしいかな



上がって着替えていると、常連さんたちが「次からどうする?」なんて話しをしています。でも、どれも帯に短し襷に長しのようで、「そうだなぁ…」なんてどうしたものかと迷うようでした



帰り際にふと見た壁に、こんなチラシを貼られていたのに気が付きました



日替わり薬湯といい、若い人にも楽しんでもらえるようにと最後まで色々工夫をされてきたのですね


そんな風に、最後まで老若男女問わず湯快な場を提供してこられてきた仲乃湯。77年の営業に終わりを告げ、この建物が無くなってしまうのは本当に残念です。横浜市で残してくれないだろうか…






※3月29日(日)お別れイベント開催だそうです




◾️フロント→ 8点 番台の姿は威厳すら漂うかも

◾️ロッカー→ 8点  胸高のレトロスタンダード

◾️お風呂→ 8点 レトロでは珍しい露天風呂有り

◾️ロビー→ 9点 天井が素晴らしい!

◾️備品→シャンプー・ボディソープなし

◾️ポイント→ 横浜建築の本にも掲載

◾️スタンプ→ なし




 🍶立ち呑みまる


仲乃湯から再び三吉橋を渡り、横浜橋商店街の手前にあるのが、立呑みまるでした



立呑みと言いながら、椅子があって座って飲めるのは有り難いな



先客は女性お一人

しばらくして帰られた後お客は私だけのままで、結局ご主人と二人で色々話し込んでしまいました



当たり障りのない話しから始まり、はたまた政治の話しまでと、程よい距離感で話せるご主人はなかなかの話し上手


赤星に始まり


お通しの酢の物マカロニサラダ


日替わりのさかなメニューから


ワカサギの天ぷら


酎ハイも頼んで


炙り〆さば



こんな親しみやすいご主人となかなか美味しい料理、座れる立呑みなのに、なぜお客さん来ないんだろう??





 


◾️せんべろ度→ ◯ まあまあお得

◾️味→ ◯ ワカサギの天ぷらは美味しいです

◾️サービス→ ◯ ご主人フレンドリーです

◾️ポイント→ 立ち呑みと言いながら座れます



 2026年2月15日訪問