明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
毎年、年の始まりに
「この一年を、どんな在り方で生きるか」を
漢字一文字で表すことを続けています。
これは目標というよりも、
自分自身の軸を固めるための習慣です。
■ 漢字一文字で振り返る、これまでの流れ
2023年【整】
2024年【放】
2025年【快】
まずは整えること。
次に、不要なものを手放すこと。
そして、心地よさを知ること。
この3年間は、
がむしゃらに前へ進むのではなく、
自分の内側と丁寧に向き合う時間だったように
思います。
■ 2026年のテーマは【深】
そして、2026年の一文字は
【深】を選びました。
広げるよりも、深める。
増やすよりも、味わう。
外に答えを求めるのではなく、
今あるものを丁寧に見つめ直す。
整え、手放し、心地よさを知った今だからこそ、
「深める」という選択が自然に浮かんできました。
■ 美容師としての原点にあったもの
ここからは、少し余談になりますが、
最近、私が美容師になった
潜在的な理由を思い出しました。
それは、やはり
【整える】ということでした。
幼少期から、波瀾の多い人生を歩む中で、
自分では気づかないまま
環境や心を整えようとしていた自分がいたのだと思います。
混乱の中でも、
なんとかバランスを取ろうとしていたこと。
静かな場所を求めていたこと。
それらが、
今の仕事につながっていたのだと
ふと腑に落ちる瞬間がありました。
■ 髪を整えることは、生き方を整えること
体調を崩したことを、きっかけに
整うことが、心や、身体を無理なく保つための
土台になると感じるようになり独立をしました。
レガーロを続けていく中で、
私が一貫して向き合ってきたのは
「髪を整えることを通して、
その人の心や暮らしが、少しずつ整っていくこと」
でした。
髪型が変わることで、
姿勢や表情、選ぶ言葉まで変わっていく。
そんな瞬間を、何度も見てきました。
整えることは、
ただ外見を整えることではなく、
その人自身が“自分に還る”ための行為なのだと
感じています。
■ 使命は、氏名
そしてもう一つ、
気づいたことがあります。
それは、
「小山美保」という名前そのものに、
すでに想いが刻まれていたということ。
使命は、氏名。
名前は、
ただ呼ばれるためのものではなく、
生き方のヒントなのかもしれません。
整えること。
守ること。
保つこと。
それが、私の原点であり、
これからも変わらない在り方です。
■ レガーロという場所
レガーロは、
イタリア語で「贈りもの」という意味を持ちます。
この場所で過ごす時間が、
誰かにとって
静かに人生を整える贈りものとなりますように。
そんな想いで、
日々、髪と向き合っています。
■ 深く、静かに、整えていく一年へ
2026年は【深】の一年。
無理に変えようとせず、
無理に前へ進もうとせず、
今あるものを丁寧に育てていく。
髪も、心も、暮らしも。
静かに、深く。
今年も、
そっと寄り添える存在であり続けられたらと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。