花粉症とは花粉が粘膜に接触して生ずるアレルギー性疾患で、花粉が眼の粘膜と接触して起きる
結膜炎症状、鼻粘膜との接触によって起きるアレルギー性鼻炎、喘息等も起こす。
発作性で原因花粉の開花期に一致した季節性を示すことが特徴です。
原因花粉は日本では、杉、サワラ、ヒノキ、白樺(春先)、オオアワガエリ、カモガヤ(春~初夏)
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ(秋)等が重要です。
特に、日本ではスギの花粉症が有名であり患者は全人口の10%前後
治療としては、対症療法として抗ヒスタミン剤の内服
原因療法として開花期の数週間前から脱感作療法を行う。
ちなみに、脱感作療法というのは人間のある種のアレルギー性疾患に対して
アレルゲンをごく少量ずつ注射して、次第に増量
過敏性を減弱させて治療していく方法です。
残念ながら原因療法をアロマテラピーでするのは難しいと思われます。
精油は花粉とは作りが違います。
例えばヒノキの精油を使ったとしても脱感作療法はできないと思われます。
ヒノキが原因の花粉症の人がヒノキの精油で花粉症が酷くなれば
逆に脱感作療法としてヒノキの精油を応用できるのかな?
花粉症の症状として結膜炎、アレルギー性鼻炎、喘息なら
ユーカリ・ラディアタ、ラベンサラ、ニアウリCT1をキャリアオイルで15%に希釈したブレンドオイルを
海外では医師が処方して鼻の両脇や胸に数滴塗布してます。
もちろん、医師・薬剤師以外の人がそれを作って治療する事はできません。
ましてや、売るなんて言語道断!薬事法違反になります。
どうしてもこのブレンドを日本で使いたかったら
自分でアロマテラピーを勉強して、自己責任の上で行わなければいけません。
対症療法として抗ヒスタミンの内服を応用するならば
カモマイル・ジャーマン、シトロネラ、タナセタム、レモングラス、リトセア、レモンバーベナ
レモンバーム、ヤローに抗ヒスタミン作用があるので、応用がききそうかな。
ちなみに、抗ヒスタミン作用とは炎症などのアレルギー症状を引き起こす要因となるヒスタミンを
阻害することにより、アレルギー症状の改善をする作用の事です。
花粉症ブレンドにしろ、対症療法にしろ花粉症を撃退できたとしても
治ったとは言い難いかな。
花粉症を本当に治したいなら、遠回りのようだけど体質改善
ようするに生活習慣の改善が一番の近道
そもそも、病気の症状なんかはカラダからの警告なんだから
それを無視して治っても、他のどこかの調子がまた悪くなるだけ。
アロマそのもので治すというよりは、体質改善の補助的目的で使うのが理想
花粉症を治したかったら、自分の生活のバランスを見直しましょう!
参考文献【看護学大辞典 メジカルフレンド社】【ナード ケモタイプ精油事典】