アロマテラピーの真骨頂は精油の成分の特徴とヒポクラテスの体液論・東洋医学の体質診断
などを組み合せて精油を選ぶ事だと思ってます。
逆に、症状から精油を選んでしまったら、ホリスティックと言われながら西洋医学的に
精油を使ってしまってるのと変わらないでしょう。
例えば、眠れないからラベンダーの香りというのは実は安易で睡眠薬を出すのと
なんら考え方的には変わりません。
眠れないのはなぜ?
という事が重要なのです。確かに興奮して眠れないのならば鎮静作用のあるエステル類・リナロールを含むラベンダー・イランイランなども有効でしょう。
でも、悩み事や考え事が多くて眠れない場合はそうはいきません。
ペパーミントやローズウッドのようなモノテルペンアルコール類を多く含んだ
リフレッシュ作用のある香で悩みをふっ飛ばす必要があるでしょう。
ようするに西洋医学の様に症状だけを見るのではなく、その症状を引き起こしてしまった
その人の性格・体質といったようにその人を全体的(ホリスティック)に見て精油を選ぶのです。
そして、その人の体質・性格的にどのような成分が必要かを判断する。
昔ながらの民間療法や体質診断と現代化学の分子説の融合です。
例えば、冷静なタイプの黒檀質(東洋医学でいうと気が陰の人)は
体調を崩すと自律神経系、気管支が弱ったり、頭痛、不眠に悩まされている人が多いです。
(私は冷静なタイプだけどそんな事はないという方はきっと健康だからです。)
そんな方は+に帯電する性質を持っていて、極性のモノテルペンアルコール類を多く含む
香りが必要でしょう。
神経強壮作用が自律神経失調症や頭痛・不眠を、抗菌、抗ウィルス作用が気管支を
守ってくれるでしょう。
そして、それを多く含む精油はゼラニウム・ローズ・ローズウッド・ネロリなどです。
香りの好みはその人の環境などで全然違ってきますが、
香りの好みであるていど自分の体質・性格を把握する事が出来ます。
香りの好みが変わった時は体質が変わった時だと思って間違い無いです。
すきな香りはあなたが必要としてるからです。
にがてな香はあなたには足りているからです。
にがてな香りを好きになろうとするよりは、好きな香りを好きなだけ匂って
体のバランスが取れたら、自然とにがてな香りが無くなるのを待ちましょう。