今日は娘が親知らずを抜く日。2年ほど前から歯医者さんに「11年生の夏休みくらいに親知らずを抜くようにしましょう」と言われていました。なぜ11年生かというとそれまでに親知らずが自然に生えてきて痛み出したら緊急で抜くけれどまだ奥に入り込んでいる状態なら成長が止まったくらいの時期の方が抜歯の時の負担が少ないからだそうです。
4本一度に抜くなら全身麻酔 2本なら部分麻酔で大丈夫ということで、ビビリの娘は2本ずつ二回に分けることを希望しました。私もそのほうがいいと思いました。やはり全身麻酔には多少のリスクが伴うし、回復も時間がかかるからです。
もう数日前からビビりまくっていた娘。最初のコンサルテーションから私の手をぎゅっと握っていました。「最初はXRay(レントゲン)よ」と言われて別室に行く時も私の手を離しません。ドクターと話して2本だけのつもりで承諾書を読んでいったら「4本」になっていたので慌てて訂正しました。
治療室には4人も人がいて私がいるスペースはなかったのでナースに「待合室で待っていて」と言われ部屋を出ようとしたら今までにないくらい不安そうな顔で私を見ていました。
抜歯は30分程度で終わって、治療室に戻ると放心状態の娘。一瞬 全身麻酔をされたのかと思うほどぼーっとしていました。
けれどドクターの話も聞いているし、すぐに歩けたので、クルマまで一緒に歩いて行ったら
麻酔の注射される時 泣いちゃったの
と言いました。娘が初めて私に「今日ね 学校で泣いちゃったの」と言ったのは小学校4年の時でした。それまでは学校でもよく泣いていたのですがそんなことを私に言ったことはありませんでした。4年生の時に「泣いちゃった」理由は急に悲しくなったからだということでした。自分では理由がわからず泣いたので、先生にも友達にも訳が話せずそんな経験は初めてだったと言っていました。それまでの娘が泣く理由は「悲しい」というより別の意味合いがあったのだと思います。言いたいことが言えないもどかしさだったり身体的な痛みだったり。2年生の時におばあちゃんが亡くなりその時も涙を流していましたがその時の感情とは違う初めての感情が表れて泣いてしまったのだと言っていました。それから娘が私がいないところで「泣いちゃった」ことを教えてくれたのは数回だけでした。たいていは自己完結したか、親には言わないか、あるいは泣きながら電話してくるか、なのですが、今日のように痛くて泣いたのは久しぶりだったのでしょう。
それにしてもこの歯の手術をしてくれる特別な歯医者さんのきれいなこと。アメリカ人は歯にお金をかけると聞いていましたが、本当にそうなんでしょうね。
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