私は90年代に日本で英語を使った仕事をしていたのですが、ある一定のタイプの帰国子女が嫌われている場面に何度か遭遇しました。

 

有名な帰国子女のタレントさんがテレビ番組で英語が聞き取れなかったメインキャスターをフォローして、逆に嫌われたというか視聴者から「生意気だ」と非難された話も聞きました。

 

私がその昔、日本国外に住んで日本に帰国した時には「帰国子女」という言葉はまだなかったように思います。

そして自分たち家族が海外に住んでいたこともクラスで話題になったり、特別扱いをされたこともありませんでした。

もし私が小学校に入ってから海外に数年行って、またおなじ学校に戻ったら話は違ったかもしれません。

 

小学校の時、なぜかクラスで嫌われている女の子がいて、その子は小学校2−3年生の頃、一回引っ越して5年生くらいの時にもどってきました。最初の頃、聞きなれない方言を話していて、みんなは面白がっていたけれど、いつしか嫌われていくようになりました。もしかしたら数年、日本国外に住むと同じようなことが起きる可能性はありますよね。

 

娘の大学進学の話を日本の大学の先生と話していたら「うちの大学には帰国子女が多いんですけど、なぜかその人たち同士でかたまっちゃうことが多いから、お嬢さん(我が子)も同じようなグループに入るかもしれませんね」と言われました。

 

今の高校では自分と境遇が似た日本語を話す友人がひとりもいなくて、同じ人種(アジア系)の友達も少ないのですが、日本に行ったら同じようなバックグラウンドの人と仲良くなるんでしょうか。

 

日本で育っていないのに、日本語が英語より得意な娘は「留学生」というよりは「帰国子女」のカテゴリーに入るんでしょうね。でも日本語が得意と言っても日本で教育を受けてきた人とは差があるので、やっぱり同じような人といると安心できるのかもしれません。できれば「帰国子女」だからと言って嫌われないでみんなと仲良くできたらいいなと思います。

 

 

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