私の知り合いでいわゆる「子育て成功本」を出版している方が2人います。
ひとりはかなり有名で著書も多く、お子さん全員が東大に入ったということで注目されているようです。
もうひとりは割と最近、お子さんがスタンフォード大学に入ったので子育て関係の著書を出版しました。
 
どのような知り合いかは、匿名で書いているブログの性格上、ボカしておきます。
このおふたりは、お子さんをレベルが高い大学に合格させたということで「子育てに成功した」とみなされているわけですね。だから東大やスタンフォード大学にお子さんを入れたいと思っている方にとっては「お手本」にしたいというニーズがあるのでしょう。
 
私も「研究」として「子育て」というか「子供の育ち方」に興味があると同時に、親の一人として他の方の「子育て」にはとても興味があります。
 
自分が子供をバイリンガルとして育てたいと思ったのは、私と夫の母語(=日本語)と現在住んでいる場所(=アメリカ)で使われている言語(=英語)がどちらもわからないと困るという必然性があったからです。
 
もし日本に住んで日本人と結婚して、子育てをしたら果たしてどこまで英語教育に力を入れたかはわかりません。
アメリカで家庭内では日本語で、外に出たら英語で、というのは自然にできることですが、日本にいたら、どこでどのように英語を使うようにしたらよかったのでしょうか。英語のイマージョンプログラムとかインターナショナルスクールに子供を通わせたとしてもかなりの努力をしないと娘が英語を習得するのは難しかったんじゃないかと思います。
 
だからと言って「日本国内で、英語母語話者がいない家庭の子が日本語と英語のバイリンガルになるのは不可能」とは決して思いません。私はそういう例もたくさん見てきているからです。私が日本に住んでいたら、ぜひお手本にしたいと思うご家庭でした。
 
日本国内で、英語母語話者がいない家庭の子が日本語と英語のバイリンガル育児に成功した方は人並みならぬ努力をしていました。お金をかけたというより、子育てに惜しみなく時間をかけていて、お子さんの英語習得のために様々な機会を作ってあげていました。英語母語話者がいる国際結婚の家庭だと子供はバイリンガルになりやすいというのは、単に英語習得のために必要なインプットやアウトプットの機会が苦労せずに得られるというだけであって、必ず両言語が発達して、どちらの言語も使えるようになるとは限りません。
 
そのため「誰にでもバイリンガル育児はできる」と言い切ることはできませんが、親子に強い意志があれば、才能とか環境を超えて、どんな場所でどんな教育を受けてもバイリンガルは育つと思っています。
 
 

 

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