私はアメリカに30年以上住んでいて、アメリカの若者(大学生)と関わる仕事をしているので、どちらかと言うと年齢の割にはネットリテラシーが身についていると思っています。
同じ職業の人でも あまり気にせず 自分の個人のFacebookやInstagramに学生と一緒に撮った写真や自分の授業風景を載せている人もいます。
大学生がFacebookを使っていた20年くらい前は卒業生とつながる手段としてFacebookで『友達』になり、その人たちが結婚したとか子供が産まれたとか日本に移住したとかいう情報を得ていました。
現在、私の元学生や現役の学生(20歳から45歳くらい)のうち、Facebookを定期的に更新している人は10人もいません。中には自分で起業して会社のアカウントや大学に勤務して自分の研究成果などをアップロードしている人はいますが、その人たちを合わせても20人くらいでしょう。
そのため、私のSNSを見てくれているのは50代以上の人で主に同じ業界(日本語教育)の人と私の学生時代の友人だけという感じです。
私はFacebookはあくまで個人仕様で友達限定で写真を載せているのですが、中には「いくら友達限定でもあまり家族や自分の写真を出さない方がいいよ」と忠告してくれる人もいます。確かにネット上に出したものは基本「世界に公開している」と思った方がいいですよね。
私の知り合いというか界隈にいて、私の最初の頃の学生と同世代(40代前半)だと思われる日本人が、本名のアカウントで自分の子供や自分自身を公開設定で披露(?)’しているのを見て最初はネットリテラシーが弱いのかと思っていました。
最近、炎上でも批判でもいいから、自分のSNSの閲覧が伸びるとそれによって収入を得られるビジネスの存在を知りました。もしかするとその人は早い時期にその方法に気づき、始めていたのかもしれませんね。
ただアメリカでは、お子さんが18歳になった時、親が勝手に自分の写真をSNSで公開していると子供が親を訴えることもできるので、それまでに子供との関係を良好に保って「嫌だったら今から消すよ」ときちんと話しておいた方がいいと思います。