最近 同年代の日本に住む友人と話していると、やたらと忙しがる人が多いことに気づきました。忙しさの原因は家族の介護や自分の習い事などです。
その人たちは、すでに子育ては終わっていて まだ孫がいるわけでもないし、(おそらく)ご主人はまだ働いているんじゃないかと思うので、自分の自由時間が多いように思うのですが、柔軟性がないんですよね。そしてそんなに忙しいなら前もって時間を決めて何かをしようと言っても、その時間が決められない...つまり自分で自分の時間がマネージメントできないということなんです。
これは以前に夫の親戚と話していた時にも同じようなことを感じました。その時は「私たちに会いたくないから決められないと言っているに違いない」と思ったのですが、もともと時間管理をする必要がない人生を歩んできたからそういうことになるのだと気がつきました。
そういう私もふだんは決まった時間に授業があって、その時間は絶対動かせないので自由になる時間が限られているのですが、長い休みなどになると、いつでもひまなはずなのに、なかなか先の予定を決められなくなります。
私の母は亡くなる2年前までフルタイムで働いていました。教師でまとまった休み(冬休みや春休み)があったので、休みになると海外旅行に行っていました。退職した2ヶ月後に家族でヨーロッパを1ヶ月ほど回りました。私は南ヨーロッパだけ同行して父と母はドイツやフランスやイギリスにも行きました。その前から父は闘病生活をしていたので母はそれが最後の家族旅行になると覚悟していたのだと思います。
父が亡くなった直後に「あの時、思い切って家族でヨーロッパを旅行しておいて本当によかった」と言っていました。母も癌が見つかり、父が亡くなってすぐに後を追うように逝ってしまいました。病気のせいかどうかはわからないのですが、母がリタイアして1年くらいが経った時、母は今の私の友人達や夫の親戚のようになぜかいつも忙しがっていてスケジュール管理ができなくなっていました。これは老いの前兆だったのかもしれません。
最近 自分と同年代の人との時間調整がやたらと時間がかかるようになって私もかつての母や夫の親戚のおばさまたちに近い年齢になったことを実感しています。
両親とのヨーロッパ旅行の思い出について書いた過去記事です。
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