少し前にThreadsに載っていた「老害」についてのコメントを見て急に15年以上前に会った叔母の友人の方々のことを思い出して記事を書いています。
 

何十年来の遊び友達だったひとりが末期癌だと聞いて、その人をうまく誘い出すために「六本木にできたおしゃれなレストランってやらを冷やかしに行こうじゃないの。思いっきりおしゃれして一番高い宝石つけてきてよ。」と言って 新しくできた東京ミッドタウンに行って ふざけながら「これが最後かもしれないんだからいい席にしてよ」とお店の人に言ったんだそうです。

そして若い頃、一緒にローマで楽しんだ時のことを思い出すように あまり食べられなくなった友人がコース料理を頼んで残したら申し訳ないと思わないように とわざわざ飲み物も食べ物もアラカルトにして食べてなくても気にしない素振りを見せていたようでした。
 

その後、その時に会った皆さんは叔母ともうひとりの方以外、皆さん他界してしまいました。本当にその時が皆さんにとって最後のミッドタウンでのお食事になったのかどうかはわかりませんが、なんとも粋なはからいだと思いました。

 

なぜ15年近く前のことをこんなに鮮明に思い出したかというと 今回の山火事の避難に備え大事なものを集めていた時に 当時は手書きで書いていた日記が見つかったからです。私はその頃、日記を書いていたことさえ忘れていました。

 

私も歳を重ねていつか アメリカに留学したての頃に苦楽を共にした仲間に会ってあんな風に楽しく愉快に昔話をしながら、お互いを思いやれるようになりたいなと思っています。

そういえば高校生の娘が去年のクリスマスに私にくれたプレゼントはノートでした。お誕生日の時もノートをくれました。今年はまた手書きで日記を書いてみようかしら。

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