今日 久しぶりに小学校(幼稚園)のクラスに行きました。
そこで半日、子供の様子を観察していたのですが、子供の集中力ってすご〜く短いですね。
 
もちろん自分にとって楽しいこと、自分が好きにできることだったら何時間でも同じことができるのかもしれませんが、そうじゃないと本当にすぐ気が散ります。
 
アメリカの学校なのでもちろん英語で授業をしているんですが、先生は1日の大半は子供を叱っていて、その合間に何かを教えているという感じです。
 
こうなると英語のインプットはネガティブ「Don't」とか「Stop」とかばかりになっちゃいますよね。
もちろん、先生はきちんとしている子は大げさに褒めて、きちんと指示を守った子にはごほうびをあげたりしていますが、ほとんどの子供はほめられても叱られてもうわの空という感じでした。
 
そして新しいコンセプト(たとえば『太陽と影の関係など』)を先生がゆっくりていねいに教えてくれていても、途中で先生が何度も止めて、態度の悪い子を叱ったりするので、お行儀のいい子供も途中で飽きてきてしまいます。
 
私は自分自身や我が子の様子を見て「言語や知識のインプット」というのは自発的に脳が受け入れようとしているときしかアクティブにならないと思うようになりました。人間の言語活動は、実は頭の中で考えることの再生が大半を占め、他者との対話や知識の伝達というのは言語活動の表層でしかないわけです。
 
だから子供が学校に行っていれば、自然とたくさんの(学校で使われている)言語のインプットがあり、その言語を自然習得していくわけでもないのだな、と幼児教育の場での観察を通して感じました。
 
よく幼稚園やプリスクールで英語を教えていて、やたらとフラッシュカードやフォニックスの穴うめのようなものを使っているのを見ますが「これをやっておけば、子供は難なく英語が読めるようになる」と信じている先生はまだ多くいます。そういう方法で英語が読めるようになっても、それは正しく音読できるとかスペルを正しく書けるだけです。その後は子供の脳が文章を目にしたとき、そこに意味があることを認識してから、その行為(読み書き)が自分にとってどういう意味があるのかを自分で考えないと、いつまでたっても習っていることは自分にとって意味のある行為になりません。
 
もしお子さんに英語を習得させたいために、日本で英語で授業をおこなうインターナショナルスクールや英語圏への移住を考えている親御さんがいたら、お子さんには「英語を習うことによってどんな楽しいことが待っているのか」を自分が考えて納得できるように仕向けてあげたらいいと思いました。そうじゃないと何だかつまらない長い長い1日をぼーっとすごしてしまうような気がします。

 

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