今日は1日、アメリカ人大学生の面接をしていました。

この人たちはこの面接に受かるとAssistant Language Teacher (ALT)として日本の都道府県に派遣され、地元の小中高で英語を教えます。

 

私の教え子も過去20年 数え切れないほどの人が日本に行って英語を教えました。

 

その人たちと日本で会ったり、日本から帰ってきてアメリカで会ったりしました。

自分で言うのもなんですが、私の教え子はみんなとてもいい仕事をしたと思います。

 

今からもう4年近く前になりますが、娘が日本の小学校で体験入学をしていた時、私の教え子で日本でALTをしていた人が、私たちを訪ねてきてくれたことがありました。

 

 

 

その時、娘が話していたエピソードが面白くて、今日の面接の時に何度も思い出しました。

 

娘が体験入学をさせていただいた小学校は小さい町の小学校ですが、お父さんがドイツ人とニュージーランド人のお子さんがいました。それと娘と同じようにカリフォルニアから一時帰国していたお子さんがいて、その3人は見た目が日本人ぽくないことが一目でわかります。お父さんがドイツ人の女の子は日本生まれで英語はほとんどできません。お父さんがニュージーランド人の女の子は日本に引っ越した最初の年は我が子より日本語が下手な感じでしたが数年後には日本語の方が英語より上手になっていました。カリフォルニアから来ていた男の子は当然の如く英語のネイティブスピーカーです。

 

娘が体験入学をさせてもらっていた小学校にもALTはいました。でも小さい町で小中高を1人のALTが巡回してくるので、小学生は月に一度くらいしかALTの英語の授業がなかったそうです。

 

先生が「今日は英語がわかる子がクラスに3人います」と伝えたところ、そのALTは子供たちを見回して、どの子が英語が話せそうかあたりをつけたのだと思います。

 

その日の授業で、ALTの先生は Fish, Octopus, Aquariumという3つの単語を順番に子供に言わせていったそうです。あまりできそうにない子にはfish ちょっとできそうな子にはOctopus そして『英語がわかる』はずの3人にAquariumを言わせようとしたそうです。娘はコテコテの日本人顔なので、Fishが当たったそうです。

顔だけで判断された子がAquariumの発音に苦労していると、娘がAquariumはaとrに気をつけて発音するといいと説明したそうです。

ALTの先生は、娘の日本語の説明が理解できなかったけれど「??このコは英語ができるかも??」と思ったらしく英語で質問してきたと言っていました。

 

その一部始終を私の元学生に話していたのですが、ALTをしていた学生は日本で英語を教えることのしんどさを娘に笑い話のように話していました。まだ小学生の娘が英語がわからない子にどうやって発音を教えるかをその人たちに説明していたのが面白かったです。

 

若いって勢いだけでなんでもできるものだと思うし、私だってほとんど英語ができないままに20代の前半にハワイに語学留学したので、なんとも言えないのですが、「お名前は?」と日本語で聞かれても答えられないようなアメリカ人が日本に行って、ただ英語が話せるだけで「先生」になっちゃうのってどうなのよ?と思ってしまいます。

 

日本語がわかっちゃうと英語を話さなくなってしまうから、英語しか話せない人の方がいいと思っている日本の方がいるかもしれませんが、日本に行くのにまったく日本語を習おうとしない、あるいは習ったけど上達しなかった人っていい先生になれないような気がするんですけど どうなんでしょうね。

 

 

 

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