今日、娘(中学3年生)の日本語補習校の授業参観と保護者懇談会がZOOMでおこなわれました。

 

ZOOMに中学生の子供と参観している保護者が参加していました。

 

ふだん、娘は補習校のZOOM授業にマイクとビデオ(カメラ)をオフにしたまま参加しています。

 

その理由はアメリカにはFERPA (Family Educational Rights and Privacy Act)があり、たとえ親であっても子供の学業に関する情報を自動的には得られないし、子供の学業に関する情報が一般に(親や他人が見られるところに)出されないよう保護する規定があります。

 

今日のように保護者が出席できる参観では、当然 親が授業の様子をビデオに撮ったり写真を撮ったりすることは違法行為となります。

それだけでなく学校側が自分たちがあとから確認するためにZOOM授業を録画していても「録画状態」になっているのなら、自分の顔を出さない、マイクをオンにしないという権利は生徒側にあります。

 

そういうことを全然気にせず平気で子供に「顔出し」を強制したり、ビデオがオンになっている(録画されている)ならこちらのビデオをオンにしたりマイクをオンにしないという「当然の権利」を平気で無視する先生がいたりします。

 

まぁ、日本語補習校は正規の学校ではないのでそれはいたしかたないのですが、一応「学校」と名乗っているからには法的に違法なことはしないでいただきたいと思ったりします。

 

今日は授業参観ということで、私も自分のパソコンからZOOM授業に入りました。

娘のパソコンはディフォルトで録音されているZOOMではマイクとカメラ(ビデオ)がオンになりません。保護者はマイクとビデオはオフで参加ということだったので、娘のパソコンを私が使い、今回 正式に(法的)許可を取っている私のZOOMアカウントから娘が授業に参加しました。

 

 

そういえば、習い事と重なっているため、ふだんは国語の授業に参加できない娘が2ヶ月ぶりに時間割が変わり、今日は島崎藤村の「初恋」についての国語の授業に出席しました。詩の朗読を聞いた後、先生が

 

ここに 何人の人がいますか。

 

と聞いたので、娘はマイクのミュートを外し

 

19人

 

と答えました。先生は「え?」というリアクションのあと

 

あ〜、ごめんなさい。わかりにくかったね。

この詩の中に何人いるかという意味です。

 

と言いました。

 

日本語って主語がないからわからないよね〜。

大笑いで娘はやっとクラスに参加するモードになりました。

娘はそういう大ボケをフツーにかましてくれます。

 

そして授業を参観していて気づいたのが、先生が生徒に見せるパワーポイントがユニバーサルデザイン(UD)の規定をに反していたこと。娘のクラスには特別な措置が必要な人がいるかどうかはわからないのですが、少なくとも文部科学省が提供しているデジタル教科書はUDをクリアしているのでそれを使えばいいのに....と思いました。

 

私がエンターテイメント系の仕事を初めて30年以上前のこと、当時はCM(コマーシャル)を制作する人たちはとても才能のある人が多かったです。

ある1人のPARCOのCMを制作していた人が色盲で、当時 テレビのCMを制作する職業に色盲の人が採用されることはほぼありませんでした。

彼は一般的に識別できる色の違い(赤と緑など)が区別できない反面、一般の人が「同じ」だと判断する色の違いが区別できました。

その人が選ぶ色彩は、独特の世界観があり、彼は「色の魔術師」と呼ばれていました。

その人と色について話をする機会があり、とても面白い経験談をたくさん聞きました。彼のようにアートの世界で頭角を表せた人はいいのですが、中には配慮の欠如から 黒板の字が見えなかったり、教科書の写真がよく見えなかったりして学業に支障をきたす人も多かったです。

 

今後、日本のデジタル教科書化が進み、先生も生徒もデジタル教材だけを使うようになる傾向の中、それを考慮に入れた教材を作ってほしいと切に願いました。

 

そういう教材を作ってあげなくては、と思いながらもうすぐ娘は日本の義務教育課程を卒業します。娘が中学卒業しちゃうと私も一緒に卒業かな〜。あとは日本政府のGIGAスクール構想にまかせたほうがいいですかね。

 

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