アメリカとか英語圏で暮らしている日本人の人の中に「自分より子供の方が英語がよくできる」という方はたくさんいますよね。

 

たいていお子さんが中学くらいになると、自分よりできると思う方が多くなるようです。アメリカ人のお父さんだったりすると子供が3歳くらいで「いや〜、僕の日本語より、子供の方がうまいよ〜。」なんて言ったりします。

 

でも日本人の親が子供の日本語のほうがうまいとかアメリカ人の親が子供の英語のほうがうまい、ということはほとんどないですよね。いつまでたっても(相当な年寄りにならない限り)親より子供の方が母語に関しては「うまい」と思い続けられる傾向があります。

 

でもね、言語のうまさって母語だとあまり話題になりませんが、ものすご〜い個人差がありますよね。若くても話が上手な人とか、いい歳しても全然何が言いたいのかわからない人とか。

語学の先生の中にもいるんですよ。教えている言語が上手じゃない人が。

日本で英語を教えている日本語母語話者の先生と、アメリカでまともな教育を受けていない英語母語話者の英語力を比べたら、ほとんどの人は後者のネイティブの方がうまいと思い込むと思うのですが、そうかな〜。

 

実は最近、日本で英語を教えている私の元学生の同僚(カナダ人ネイティブ)が書いたという「英語の推薦状」の添削を頼まれました。なぜ私に頼んできたかというと元学生の推薦状は私が書き、いまだに連絡がつく大学の先生は私だけだからということでした。

 

実は私が書いている推薦状の雛形は、私が初めて大学院を受験した時、アメリカ人の教員が書いてくれたものを自分なりにアレンジしたものです。その後、他の人が書いた推薦状を読む機会が何度もあるのですが、たいていは同じような形式になっています。つまり誰が誰の推薦状を書いてもさほど大差はありません。...ないはずです。

 

それが私のもと学生の同僚が書いた推薦状を見てビックリガーン

 

 

いわゆるPunctuation (文頭を大文字にするとか、カンマの位置など)がめちゃくちゃ。もしかして(このご時世、それはないと思うけど)文字化けでもしているのかと思うレベル。今時、自動添削機能もありますよね。どうしたらこうなっちゃうのでしょう。

 

それでもまだ私は英語母語話者ではないので「こういう書き方もあるのか。」と私の大学でTESOL(英語教育法)を教えている友人に「こういう推薦状もありますか。」と聞いてみました。彼女の返事は

 

これはないわ〜。チーン

 

 

だよね〜。というわけで日本人の方で、アメリカに留学するために推薦状が必要な場合は「ネイティブだから」と安心しないで、ちゃんと書ける人を探しましょうね、というお話でした。

 

 

 

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