前回、私は決まった時間に決まったことをするルーティン化した生活が好きだと書きましたが、そのせいか時差ボケが人一倍辛いです。
最近はオンラインで学会発表などもできるようになり、夏休み中は日本の学会にも参加しましたが、夜の発表は聞くのも話すのも辛く「これは無理だ」と思いました。
私がいつも「午後8時ごろには寝る」というと、大学生は驚いていましたが、娘が中学生になった今も、娘には9時になったら寝るように声をかけ、自分の方が先に寝てしまうこともあります。
私が勤務している大学には「睡眠」を研究するリサーチセンターがあり、「睡眠と食事が若者の脳の発達に与える影響」に関するリサーチ結果の論文を多数、発表しています。
私の娘は幼い頃から「9時になると9時お化けが出る」と言われ続け、9時前には寝るようにしていました。
同年代のお子さんを持つママ友には「そんなに早く寝たら夜中に目が覚めちゃうんじゃない?」と言われましたが、小学校時代はたいてい朝までぐっすり寝ていたようです。夜、よく寝られる要因として「晩ご飯に白米を食べる」というのを読んだことがありますが、娘はほぼ毎日、晩ご飯は白米だったので、それもよかったのかもしれません。
でも日本人だったら、かなりの人が晩ご飯に白米を食べますよね。
私が今、娘が通っている学校(中高)を選んだ一番の理由は、私の勤務先から一番近いということ以外に「学校が始まる時間が遅い」ということでした。これは前に書いたNeuroscience and Human Behaviorと睡眠を研究するリサーチセンターの研究結果を基に中高生に一番大事なのは「十分な睡眠」という考えから決められたことで、大いに賛同できることでした。
アメリカの大学で日本の受験について話す時に「四当五落」という言葉を紹介することがあります。今では日本でも死語となっているという説もありますが、まだ一部では試験前に「寝ないで勉強する方がいい」という考えが残っているようです。
実際にアメリカの大学生も期末試験習慣は 夜遅くまで勉強するので、図書館も24時間開いていたりします。
私はそこまでして勉強しないとパスできないクラスを自分の子供には取らせたくないし、自分の学生にもそんな試練を与えたいとも思いません。
できることなら「よく寝て食べて、自分の実力に合った場」で学んでいってほしいと思っています。
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