昨日、友人のインスタグラムを見ていたら、生後3週間のネコちゃんが自分のシッポの存在に気づいてじゃれている画像が載っていました。か、か、かわいすぎる〜。
人間の赤ちゃんは生後数ヶ月の時に自分の手をじーっと見つめることがあるそうです。
これはHand Regardと呼ばれ、発達学の分野で習いました。日本語でも「ハンドリガード」とカタカナで説明している記事を見かけました。
これは我が子の生後数日の時の写真です。この時、写真を撮ってくれた先輩ママが「子供がじーっと手を見るようになったら、よく動くものをベビーベットの上にかけておくと、将来スポーツが得意になるんだって。」と言ってBaby Mobile (ベッドメリー)をプレゼントしてくれました。
私は我が子がじっと手を見つめている瞬間を見逃してしまったようですが、生後6ヶ月くらいまでBaby Mobile (ベッドメリー)をよく見ていました。そのおかげか、今でもスポーツは走ること以外は、まあまあ得意なようです。
ちょっと話がそれてしまいましたが、前にも書いた通り、生後間もなくから4ヶ月くらいまで、子供は自分にとって必要な音を聞き分ける能力が非常に高いそうです。それから自分が話し始める1歳前くらいまでに自分が話す言語に必要な音を選択していくという研究結果がありました。
娘の場合は、日本語でも英語でもない喃語を発している時期が他の子よりも長かったです。
そしてどちらの言語の発達も遅かったのですが、3歳半くらいの時にとても面白い経験をしました。
それは私が当時リサーチに通っていた学校区の小学校のイベントでした。
その学校にはスペイン語と日本語のプログラムがあり、日本語のプログラムの子は運動会を、スペイン語のプログラムの子はダンスか何かのイベントをしていました。
この画像はその小学校のHPから借用しています。
私は知り合いの先生にごあいさつをしようと日本語プログラムのイベントの方に歩いて行きました。
そこに1人の先生らしき人が立っていて私たちは「この学校の家族ですか。」と日本語で聞かれました。その直後に他の先生がスペイン語で(おそらく同じ質問を)私たちの後ろの人に聞きました。
それから、子供たちを並ばせる時に、英語とスペイン語で指示を出していて、遠くでは日本語のアナウンスが聞こえました。
その時、娘が「XX(自分の名前)はあっちでしょ。」と私に言いました。「あっち」は日本語のイベントの方のことです。
「うん、そうだよ。」と言うと「でもここでもいいんでしょ。」と言いました。
そしてその後に「ここでもわかるよ、XX(自分の名前)ちゃんは。」と言いました。
その時のことをうまく説明できないのですが、娘はその時、初めて 自分が理解できる言葉を理解できない人が世の中にはいて、人によって理解できる言語が違うということに気づいたようです。
それまでは「家で家族が話す言語」と「家の外で家族以外の人と話す言語」として、日本語と英語の存在をとらえていたのが、人によって理解できない言語があるのだということがわかった瞬間だったと思います。
それから、デイケアセンターでは黙り込んでいる時期が多くなったようです。先生にもずいぶん心配されました。娘の中で「どうせ私の言いたいことはこの人たちにはわからない」と思い込んでしまったのでしょうか。
そして娘が使う英語がDon't~ とかStop it のようなきつい口調の短い発言ばかりだと指摘されました。
まだその頃は意味のある文章を話すことは日本語でもできませんでしたが、家では楽しそうにアニメを見てマネをしたり、かわいい口調で「これ、食べる〜」とか「おいしいね〜」とか言っていたので英語で話す様子を見ていて、「これはまずいかも」と思うようになりました。
その経験をしてから1年くらいの間、言葉の成長が遅かった我が子はデイケアセンターで馬鹿にされたり、イジワルされたりしたことがありましたが、ずっと後になってから「その時のことはあんまり覚えていないけど、ママと私が日本語で話してたら、わ〜わ〜訳のわからん言葉を言ってマネしてる男の子がいて、私がその子をぶったらすごい叱られたのは覚えている」と言っていました。
あの時、娘がまだいろいろなことがわかっていなくて「馬鹿にされている」とか「いじめられている」というコンセプトがなかったおかげで、私たちは日本語で会話し続けられたのだな、と思います。
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