アメリカでは大都市であればあるほど、英語を母語としない人の確率が高くなります。
特にカリフォルニアは、英語非母語話者の確率は高く、各地でコミュニティができあがっていて、その地域に行くと英語が通じないという事態が普通にあります。
これはカリフォルアニア州で英語を母語としない人の第一言語の割合ですが、圧倒的にスペイン語が多く、ベトナム語やフィリピン語に続き中国語や韓国語もある程度の割合はいます。南カリフォルニアには日本人も多いのですが、このような言語分布では「その他」の一部になるくらい少数です。
ロサンゼルス近郊の「サウスベイ」と呼ばれるトーランスやパロスバーデスの学校では日本人が多い学校区もありますが、その地域でも日本語と英語の言語習得を専門としているカウンセラーがいるわけではありません。中には長年、日本人の子供にESLを教えてきた先生もいるのですが、全米レベルで日本人にESLを教える先生を養成できる教育機関は非常に限られていて、そのような大学(院)を卒業した人は日本に就職することが多いのが実情です。
アメリカの公立学校ではどの学校に行ってもESLのクラスが受けられる、または補助を与えることが義務付けられていますが、このように「どこでも受けられる」システムがあるがために、いい教育が受けられない可能性もあります。
今ではほとんどのESLの先生はジプシー状態で、各学校を回るようになっているため、どの学校に行けば、いい英語の先生に会えるか、いいESLのプログラムがあるかは、南カリフォルニア、特にロサンゼルス学校区では予想ができない状況です。
そんな中、自分の子供の言語力を心配し、学校選びをする際には2つのことを考慮したらいいと思います。
自分の子供は、同じタイプの子供がいるところで安心して学習できるか否か
自分の子供は「わからないこと」を苦痛に思うか否か
もし同じタイプの子供がいた方がいいなら、日本人が多い小学校を選ぶべきです。
そして「わからないこと」(つまり英語ができないこと)が苦痛な子供には、日本語でも教育が受けられるイマージョン教育のようなプログラムが有効です。
我が子は、自分のほうがわかると調子に乗るタイプだったので、あえて日本人がいない学校を選びましたが、自分の仕事の経験からは、日本語と英語のバイリンガルプログラムがある小学校に入れてあげたかったと思っています
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