我が子がアメリカの小学校(というかkindergartenと呼ばれる小学校に付属している幼稚園)に入った時、ある日本人のお母さんが「とにかく早いうちにたくさん本を読む習慣をつけたほうがいい」とアドバイスしてくれました。
その人のお子さんが行っていた公立小学校は、学年より上のレベルを読ませて、読めないと英語学習(ESL)クラスに入れられてしまうから家庭教師を雇って、Graded Readerを読ませていると言っていました。
それに引き換え、娘が通った小学校は 常に子供の能力に合ったレベルの本を与え、親や他人がその子にプレッシャーを与えないようにしながら「本を読む喜び」を教えることに重点を置いていました。
娘の学校では年に数回、Scholasticのカタログが来て、好きな本が注文できました。個人で買う以外に学校の教室にも寄付できるシステムで、最初の年に娘用に簡単な本を数冊 教室に寄付したところ、先生が娘のためにその本を毎日読んでくれて娘はとても喜んでいました。
それは、本当に簡単な字が少ない絵本でしたが、先生が繰り返し「背伸びして読めない本を与えて自信を失わせてはいけません。1文でも読めたらたくさんほめて、一緒に読んで楽しみましょう」と言ってくれました。
今でこそ、娘はアメリカの小学生の中では、難しい本を読み進めるのが得意な方になりましたが、それは娘がバイリンガルでどちらかの言語でわからない言葉が出た時、Google translate などを使って、もう一つの言語に訳してみて、それでもわからないと他人に聞くという習慣がついたからです。
それまでは「知らないこと、わからないことは恥ずかしいこと」とか「こんな簡単な本を読んでいたら恥ずかしい」という概念を捨てることが、読解力を高める最大のポイントであるということに気づいていませんでした。
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