このブログを始めた最初の頃に書きましたが、我が子は0歳(生後6ヶ月)から、私の職場のデイケアセンターに預けました(その過去記事はこちら)
ここいいた間の4年弱が、私にとっても娘にとっても一番 大変な時期だったので、ここでのことは「やらなければよかったこと」の方が多かったです。
ただ、このデイケアセンターに入れたことで、よかったこともありました。
まず、バイリンガル育児の観点から言うと、Caregiver (保育士)さんがたくさんいたので、いろいろな英語を聞くことができたことです。
言語習得の研究では、今、盛んに「Face to Face (面と向かって話す)」ことと「Online/Digital Input (DVDやオンラインを通してその言語を習う)」ことの比較研究がなされています。
私は、30年くらい言語教育に携わっていて、やはり人間は「面と向かって相手と話す、相手の反応を見て答える」などが言語習得には必要だと言う意見を支持しています。
アメリカに住んでいたら、英語のインプットには困らないでしょう、と思う方もいるかもしれませんが、特に乳幼児のうちは、親の母語が英語でないと、それほど英語のインプットは多くなりません。私たち夫婦は、特に「英語で育児」をしようとは思っていませんでしたが、娘はこのデイケアに通ったおかげで、自然と英語を習得することができました。
特に娘が苦手だった「アイコンタクト」と「あいさつ」を根気よく教えてもらいました。娘は4歳を過ぎるまで「How are you?」と聞かれてもきちんと答えることができませんでした。とにかく母親から離れるのが嫌、デイケアに置いていかれるのが嫌だった娘は、毎朝、先生に How are you? と挨拶されると私の後ろに隠れていました。
8歳くらいの時「アメリカの挨拶って変だよね〜。みんなHow are you? って聞くけど I feel terrible.とか I am not happy. とか言わないじゃん。でも絶対、本当はそう思っていないのに、何でGood. とかFineって言うの?」と言っていました。「挨拶だから決まり文句を言えばいいんだよ。」と言うと「だったらGood morning. だけでいいのに。」と言っていました。確かにそうですね。
この画像はこちらのサイトから借用しています。
子供が幼い頃は「いつになったら歩けるか」「いつオムツが取れるか」「いつ話せるようになるか」と毎日、毎日、成長が気になりますが、様々な人種の子供達と一緒だと、あまり比較の対象にならず、気楽でした。
また一般的に言って、日本人よりアメリカ人の方が、さっぱりした人が多くて気楽でした。娘が友達を噛んじゃったと聞いて、私がその親御さんに謝ると、「Why do you say sorry? It happens all the time. (何で謝るの? よくあることじゃない)」と言ってくれました。
今もおつきあいがある家族が数組いますが、あんなに乱暴だった娘をいつも受け入れてくれて、本当に感謝しています。
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