昨日、ラスベガスのホテルでは、食べ放題のバッフェがオススメと書きましたが、子連れの場合、オサレでハイグレードのレストランだとあからさまに嫌な顔をされることもあります。
娘が初めてラスベガスに行ったのは、5歳の時でした。日本から夫の友人が訪ねてきたのでロサンゼルスから一緒にラスベガスまで旅行に行きました。ベラージオホテルの高級イタリアンレストランをその友人ご夫婦が予約してくれたのですが、私たちの席は入口近くの外に面していて、周りにお客さんがいませんでした。フォーマルなドレスを着せたせいか暑くて泣き出す娘。あわてて外に連れ出し、泣き止んでからレストランに戻りました。私たちはフルコースをご馳走になり、娘が途中で飽きてくると、私と夫が代わる代わる娘を外に連れ出しました。最後に店内のお手洗いに行ってびっくり。店内は着飾った老夫婦やカップルでいっぱい。子供は全然いませんでした。他には「21歳以下はお断り」のレストランもあり、次にアメリカ人家族と一緒に行った時は、交代で子供と一緒のディナーの日と大人だけのディナーに分かれて行動しました。
確かにロマンチックなディナーで、シャンパンなんか飲みながらフルコースを楽しみたい時、周りに子供がウロチョロしていたり、泣き叫んでいたりしたら、気分が台無し、と思う人は多いでしょう。アメリカでは、子供が小さい時には、ベビーシッターさんを頼み、夫婦だけで出かけるカップルも多いようです。
我が家は、子供をベビーシッターに預けて、夫婦で出かけたことがほとんどありません。娘が小さい頃から、外食はほとんどせずに、誕生日や特別な時だけ、近所の割と高級な日本食レストランに出かけました。年に数回だし、ベビーシッターを雇うより、子供を連れて行った方がお金がかからず、安心だからです。
子連れOKのファミレスのようなところに行かなかったのは、いつだったか「子供のうちに、年に数回でもいいから、きちんとしたレストランに連れて行って、お行儀よく食事ができるようにしつけると、大人になってから気後れせず、食事が楽しめるようになる」という記事を読んだことがあるからです。
私の家は、お金持ちではなかったし、両親は共働きだったから、家族で外食をすることはほとんどなかったのですが、年に一度だけ、お寿司屋さんのカウンターに連れて行ってもらっていました。そして 私のピアノの発表会の後だけは、おしゃれな服を着ていたということもあり、ちょっと高級っぽいレストランに連れて行ってもらいました。その経験からか、私は今でも外食はとても特別だという意識が強く、どうせ行くなら いいレストランに行きたいと思うようになりました。
これは「心の贅沢」だと思うので、娘にも同じように、年に数回はオシャレをして、素敵なレストランに連れて行ってあげたいと思ってきました。娘は最近、自分が小さい頃のことを棚にあげて、食べ放題のレストランで走ったり、泣いたりしている小さい子を見ると「お行儀悪いね〜。」と言ったりします。最近は、レストランでもすぐにiPhoneを見ようとしますが、さすがに私と二人の時は、我慢して会話しようとしてくれます。こうやって少しずつでもマナーを身につけてくれたら、大人になってからも豊かな食生活ができるようになると信じています。
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