我が子の中学受験共通試験まであと1週間。

今日も午前中は、模擬試験を本番と同じ時間配分で受けさせました。

 

私は1990年代にアメリカの大学院でバイリンガル教育を学んだのですが、当時のバイリンガル教育学会でスターのような存在だったのが、カナダのカミンズ教授です。(カミンズ先生の理論について書いた過去記事はこちら

 

彼の理論や仮説は様々なところで引用されていますが、最も有名なものの一つはThe Common Underlying Proficiency (CUP) を主張したInterdependence Hypothesis (言語相互依存仮説)でしょう。

つまり、複数言語を学んでも深層にある「言語能力」は相互に応用できるというものです。

我が子を見ていても、日本語で学んだことを英語に応用している場面はよくありますが、これは知識を移行しているだけであり、根本的な能力が相互に生かされているかどうか、というのは正直 よくわかりません。

 

今、娘に必要なのは、丸暗記で覚えた知識ではなく、応用力。さらに詳しく言うと、自分の体験や抽象的な考えをどれだけ短時間にまとめて書けるか、そしてどこまで創造力を出せるかです。

日本語補習校や日本の小学校でいろいろ学んだこと、特に日本語で考えたことや日本で体験したことをただ英語に訳すのではなく、自分なりの方法でまとめ、英語のロジックで書くこと。これは11歳の子供にはかなり大変なことなのかもしれません。

 

算数の文章問題が解けるとか、英語の読解問題に正しく答えられるかより、どちらかの言語で考えたことや得た知識をうまくもう一つの言語で表現できるかが、バイリンガルである娘には大切なことです。

 

本人が納得できる いい結果になりますように。

母は、尊敬するカミンズ先生の説を信じていますよ〜。

 

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