今朝のロサンゼルスは、霧がかかっていてこんな日は午後から抜けるような青空になることが多いです。
久しぶりに日系スーパーに行って買い物をして、サンタモニカ方面を通って職場に帰ったのですが、何というか高級車多いな〜。しかも月曜日の昼なのにのんびりテラスでお茶している人が多く、こういう人たちは普段 何をしているのでしょう。
そんなことを考えながら、自分の学生のテストを採点しているうちに、またふと「個人差」について書いてみようと思いました。
日本にいた時、「世界びっくり大賞」という番組の出演者の通訳の仕事をしたことがありました。覚えている方も多いかと思いますが、この番組には世界中から びっくりするような巨乳の人とか、顔中ヒゲだらけの人とか、すごいことができる人などが集まって来ていました。
私はある年、若いアメリカ人のジャグラーの通訳をしました。彼はとてもおとなしい小柄な少年でしたが、火の上で綱渡りをしながらジャグリングをしたり、ナイフを6本くらい使ってジャグリングをしたり、すごい演技を見せてくれました。
彼のお父さんはメキシコからの移民で英語もそんなに上手じゃないから、技が上手でもなかなか大きいショーに出られなかったと言っていました。ショーでは技だけじゃなくて、トークもお客を喜ばせるためには大切なのだと言っていました。
彼はまだ若く、もともと無口な性格なのかテレビではほぼ無言で次々とすごい技を披露してくれましたが、日本ではこのスタイルの方が技が際立っていいように思えました。それを私が言うと「じゃあ、僕の父親と一緒に日本で活動しようかな。」と言っていました。
その後、まったく音沙汰がなかったのですが、今から10年くらい前に、この「当時の若者」が全米で最も難しい技ができるジャグラーとして、紹介されていました。彼の演技はYou Tubeでも見れますが彼は「トーク」を売りにするより「演技を魅せる」タイプのジャグラーになっていました。アメリカは「トークがうまくてなんぼ」と言う文化ですが、「話せなくても技が光ることを重んじる」世界もあるように思います。
もちろん「ジャグリング」ができるだけでもすごいワケですが、上には上がいて、彼のように頂点まで登りつめる人というのは努力以外に、持って生まれた相当な才能があるのでしょう。
昨日、娘の小学校のイベントで、高い竹馬のようなものに乗って、ジャグリングをする人が来ていました。
この人たちは、かなり難易度が高いことをやっていたと思うのですが、世界レベルからすると大したことはないのでしょう。
それでも竹馬にさえ乗れない私からしたら、このようにして歩けるだけでも信じられないくらいすごいことだと言えます。
つまり何が言いたいかと言うと「何かができる」と言うことは上を見たらキリがないし、「何を持ってそれができる」と言うかは自分次第だと思います。
自分が、または自分の子供がバイリンガルなのかどうか。それは自分自身やその子が決めることであり、「どの程度のバイリンガルなのか」を正しく判断(評価)してあげるのが、私たち研究者の使命だと思います。
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