昨日、子供が生まれる以前に、日本語・英語バイリンガルのお子さんを持つ13人のお母さんにインタビューをして、論文を書いた話を書きました。(そちらの記事はこちら

 

それから、10年後、自分に子供ができて、娘をバイリンガル バイカルチュラルにしたいと思った時、私はできるだけ、日本とアメリカを行き来させてあげたいと思いました。そして、できるだけ、日本語、日本文化を好きになってほしいと思いました。

 

そのために私がしたことは、以下の3つです。

  1. 日本に住んでいる家族(私の夫の両親)にかわいがってもらう。「日本に行って、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんに会いたい」と思うように仕向ける。
  2. 褒める時、楽しいことをする時には、日本語を使うようにする。逆に叱るときは、英語。生活している国の言葉で叱られた時、それを理解できると言うのは、子供にとってとても重要だから。さらに「楽しい時は日本語」と言う習慣ができると日本語を使う頻度が増える(これは有名なバイリンガル研究者の理論を応用しました)。
  3. 日本の生活、日本の文化が好きになるよう、おもちゃや小物など、子供がほしがるものは日本で調達。
生まれた時から、小学校に入るまで、これを徹底しました。幼稚部から、アメリカにある日本語補習校に通わせ、上手にできると思いっきり褒めました。そのせいか、娘は今も日本語や日本の文化が大好きです。そして毎年、日本に行くことを心待ちにしています。
 

そんな日本大好き娘を1年生からではなく、小学校2年生の時から、体験入学に申し込んだのは次の理由からです。

 

まず、アメリカの休みの関係で、我が子が日本の小学校に通えるのは6月中旬から7月中旬の1ヶ月。4月入学の日本では、小学1年生はまだ最初の学期が始まったばかりで、学級担任の先生も大変だし、子供達も慣れない小学校生活で新しい子を受け入れにくいと思いました。

それから、我が子は前にも書いた通り、アメリカの学校では1年遅らせていて、日本の1年生の1学期目(4−7月)の時点では、まだモンテッソーリの保育園に通っていたので、週1回の日本語補習校には通っていたものの、いきなり、日本の小学校のクラスに入れてもらうのは無理だと思いました。

 

結果的には、この決断は正解でした。2年生から始めた娘は、6年生まで毎年、通わせていただくことができました。

3年生と4年生の時は、2つの学校で体験入学をしました(その時のことはまた 後ほど書きます)。

 

それと、もう一つ、あとから考えてよかったと思うのは、最初に体験入学を申し込んだ時、アメリカから電話をして承諾を得たあと、義理の母(娘の祖母)が直接学校に行って事前に話を聞いてくれたことです。

当時は娘が体験入学した小学校の教頭先生が窓口で、その先生が素晴らしい先生でした。娘の様子(性格など)を聞いて、クラスと担任の先生を選んでくださり、その先生にも事前に会う機会を与えてくださいました。

必要なもの(給食着、体操着、上履き ノートなど)は、初日前に全部そろえることを勧めてくださいました。

そして先生が「こちらも初日までに、できるだけ準備をしますから、そちらも初日からXX小学校の一員になる、と言う気持ちで登校してください。」とおっしゃいました。とても細かいことですが、これは本当に大事なことだと思いました。

この年、娘は日本に着くとすぐ、祖父母の家に行き、必要なものをそろえました。ランドセルも旧モデルを季節はずれに安く買い、お洋服も近くの「しまむら」で買い揃えました。

 

両親が日本人だから顔立ちも服装も全然アメリカ人ぽくない娘は、初日に「本当にアメリカから来たの?」「アメリカ人なの?」と聞かれたそうですが、あっという間にクラスになじみ、近所のお友達もできて、楽しい1ヶ月を過ごしました。

これは、すべて受け入れてくれた小学校の教頭先生と担任の先生のおかげだと思っています。

(続く)

 

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