昨日、我が子が21st century skillsを身につけた子供だと書きました(その記事はこちら)が、それはどういうことかと言うと

 

自分で必要な情報を得ようとする力が強い。

余計なこと(と本人が感じること)を情報として取り入れない。

 

と言う娘の特性を見て、感じたことです。

 

それは、言い方を変えると

 

常にwifi環境を探し、スマホをいじっている。

他人の話を聞かない。(聞いていないのではなく、聞いても自分に関係ないとスルーする)

 

と言うことです(笑)。

 

21st century skillsは、日本で「21世紀型スキル」と訳され、アメリカから提唱された基本的フレームワークを日本の教育に当てはめてみたり、欧州の生涯をかけて習得するべきコンピテンシーを合わせて、新たな解釈として使用されているようです。

 

アメリカの教育現場で応用されている21st century skillsについては、専門書で説明したり、講演でお話しているので、ここでは詳しく書きませんが、ググっていただくと、たくさんの情報が出てくるはずです。


これはp21.orgから引用している画像です。

 

このフレームワークを私なりに意訳してみると以下のような4つのキーポイントがあります。

基本的な教科の知識

 

創造性、批判的思考力、問題解決能力、協調性、コミュニケーション能力

 

情報、メディア、テクノロジー スキル

 

    生き抜く力(人生 職業

 

中でも日本では「テクノロジースキル」が取り上げられ、デジタル教科書の使用や学校内でのコンピュータを使った授業などが推奨されているようです。

またコミュニケーション能力を「外国語教育」の推進と関係づけている解釈も見られました。

 

アメリカの初等、中等教育ではこの21st century skillsを基礎とした教育カリキュラムが作られ、様々な学校が従来の「知識の伝達型」教育から、子供の「創造性、批判的思考能力」を高める取り組みをしています。

 

私がいくつかの学会でこの21st century skillsについて話している講義を聞いて、印象に残っているのは以下の3点です。

 

1 批判的思考力とは、他人を批判するのではなく、自分が持っている知識と異なる、または新しい情報を得た時、その情報が自分に必要かどうかを批判的に内省する力である。

 

2 21世紀の社会では、情報を得る力より、捨てる力の方が重要である。

 

3  自己の判断を根拠を持って説明できる、説得できる力が真のコミュニケーション能力である。

 

1と2は関連性があると思うのですが、今、これだけの情報が溢れている時代に、何でもかんでも新しい情報を取り入れるのではなく、吟味する、必要ない情報や評価は、捨てていく。これは本当に大切なスキルだと思います。

自分の子供を見ていると、つくづく 情報を得る方法、他者とのコミュニケーションの方法が変わってきていると感じます。でもそれはきっと私が20世紀生まれの人間だからなのでしょう。