最近、アメリカ全体の風潮として、Inclusionが、とても重要視されています。つまり「誰かを差別したり、排除したりしない」ことに非常に敏感になっているのですが、その一つとして「性的マイノリティ」の人を認めようという動きがあります。特にロサンゼルスなど西海岸の大都市は、男女別になっていないトイレなども増えてきました。

 

例えば、アメリカの大学で、学生の正式な名前が「John」(男性の名前)でも、本人が「Jane」(女性の名前)で呼んでほしい、と言ったら、教員はその学生をJaneと呼ばなくてはいけません。

 

そして、その人を呼ぶ代名詞は、やはり「she 」を使うべきなのでしょう。

 

最近、sheとかheと区別しないで、みんな「they」を使った方がいいという流れがあります。

一人の人を指す単数形でもtheyを使え、、というのですが、そうなるとその後に続くbe動詞は is か are か...

 

驚いたのは、娘の学校(小学校でも)の生徒の記録カードにも、 preferred pronoun という項目があって、he, she, they,から一つを選べるようになっています。

 

私のクラスでも学期の初めに「Pleaes call me Jane」(ジェーンと呼んで)と言ってくる男子学生や、「I look a girl but I am actually guy, so please call me Tom」(女に見えるけど、実際は男だからトムと呼んで)という女子学生もいます。

 

私は「日本文化」を教えるという意味でも、学生のことはラストネーム(名字)で呼びます。それを学生に言うと、ちょっと驚いた顔をしますが、何となくホッとしているようにも見えます。やはり、まだ先生に、違う名前で呼んでもらうのをお願いすることに抵抗があるのかもしれません。または、人によっては「そんなことできない」とつっぱねる人だっているかもしれません。

 

日本語の場合は、自分を表す代名詞には「私、僕、俺」などがありますが、he/sheに当たる言葉は「この人、あの人」とか代名詞を使わず「〜さん」で表現できるので、性的マイノリティの人が「自分は女として認めてもらいたいのに 男性代名詞(彼)を使われた」という問題は少ないと思います。自分を表す代名詞は自分で使い分けられますから、問題ないでしょう。

 

英語を勉強し始めるとすぐに習う「he, she, they」 どれでもいい時代になったんですね〜。

 

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